信州たかもり温泉 御大の館
温浴施設 - 長野県 下伊那郡高森町
温浴施設 - 長野県 下伊那郡高森町
天皇誕生日のサウナは、信州たかもり温泉 御大の館。
天皇陛下を御大とお呼びするには、各方面からお叱りがきそうではあるが、天皇誕生日にパトリオットたるにはまあまあふさわしい施設ではないか。
ちなみに御大の館の御大とは、高森町出身の元明治大学野球部監督の故島岡氏の愛称にちなんでいるそう。施設内には多くの関連する品々が飾ってあり、久しぶりに六大学の文化に触れることができ、懐かしい。
内湯はメイン1と変わり湯1、外湯1。室内にはトトイイスが複数設置してあり、ビート板タイプのサウナマットも常備。そして、露天には飯田OIDE長姫高校サウナ班寄贈のインフィニティチェアが2脚。(正確にはロゴス製)。道場内は90度弱の7、8人収容。水風呂はまさかの清流を引っ張ってくる、温度調整なしという噂。温度計はないが、確実にシングル。
まずは身体を清め、熱めの内湯でサッと下茹で。
さあ、張り切って道場へ。それなりに人里を離れている御大の館だが、18時台で同志の諸兄が入れ替わり立ち替わり、常にほぼ満員御礼。熱心なるご参詣。道場は大きな窓で内湯から丸見えなのが、やや小っ恥ずかしく、謎ポイント。しかし、道場の1番奥のストーブ前が1番高温になり、気持ちよく蒸し上がることができる。隣には渋いオーラを放つ同志。恰幅の良い身体に小さめな黄緑のタオルをちょこんと頭に乗せ、精神統一をはかっている。その堂々たる出立ちはさながら、セイロで蒸し上がる焼売のよう。御大のマットは白だが、オレンジのサウナマットで、辛子を添えたいところ。
道場を出ると天然シングル水風呂で、全身をヒョウ柄に〆めあげる。寒冷地ナガノでのシングルは狂気。脳幹極冷〆。さて、インフィニティチェアで外気浴。あああああああ。1セット目からかなりクる。寝転びベンチでは膝を立てて昇天するマッパ師だが、インフィニティチェアでは強制膝立て羞恥ポーズで固められる。危うく昇天しかけるが、グッと堪えて次のセットへ。その後、いつものセット数を決め、最後には忙しなく鼓動するビートを聴きながら絶対昇天。ありがとう、御大の館。ありがとう、OIDEサウナ班。感謝。
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