改良湯
銭湯 - 東京都 渋谷区
銭湯 - 東京都 渋谷区
恵比寿での打ち合わせが16時過ぎに終わった。そうだ、改良湯に行こう。
近くの喫茶店でメールを何通か。きょうの仕事を終わらせてそこから徒歩で 12、3分。18時頃に到着。
照明やカランの水圧など、何度かにわたってこの銭湯の好きなところを述べてきたが、ひとつ肝心なことを忘れていた。改良湯はレイアウト上、水風呂のすぐ近くにカランがない設計なので、サウナの汗を実に気持ちよく洗い流せるのである。
水風呂の水を手桶ですくい、頭から一気に浴びる。一刻も早く水風呂に浸りたい、溺れたい。けれども汗をしっかり流すのは最低限のマナー。
すぐそこにある水風呂の快楽。1秒を争うそのようなときに、自分が浴びる冷水の跳ねるその先までを、できれば心配したくない。
「あー、一気にやるとバシャバシャるから体を洗ってる人はイヤだろうなぁ」
「そろりそろりと汗を流せば、跳ねずにすむだろう」
この不安が、懸念が、紆余曲折が、心の寄り道が、改良湯にはない。好きなだけの水をどうか、頭から浴びてほしい。浴槽の縁には手桶以外にもカラン前にあるはずの普通の桶が置かれていることもあるから、多くの人が同じ喜びを浴びているのだろう。
(とはいえ、それなりにまわりに気遣って水を浴びてください)
「サウナ利用の方に、いまドリンクサービスしてるんですよ」と、チルアウトという炭酸飲料をいただく。休憩エリアでゆっくりその液体を流しこむ。
サウナ:8分、10分、10分
水風呂:1分 × 3
休憩:5〜7分 × 3
合計:3セット
ふた言:①ととのいスポットは出てすぐの白いプラスチック椅子よりも、扇風機の風があたるセンターの合皮のベンチのほうが気持ちいいかも。また次回が楽しみ。
②19時過ぎから若い世代の2人、3人連れで混み始めます。
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