つるいむら湿原温泉ホテル
ホテル・旅館 - 北海道 阿寒郡鶴居村
ホテル・旅館 - 北海道 阿寒郡鶴居村
鹿に気を配りながら鶴居まで夜のドライブ。外気温は二桁。また冷え込みが厳しくなってきた。
雲は殆どない。満天の星空。煌々と鋭く光るオリオン。その左下にシリウス。
アイヌ語ではシリウスが青く輝くのを氷柱の雫に見立ててルプンペノチウと呼んだそう。他にも幾つか呼び名はあるけれど私はこの見立てが特別に好き。如何にも冬の星らしい見立てで。
春は恋しいけれど冬が去ってしまうのも少し寂しいような気もする。
突き刺すような氷点下での外気浴も露天に配置されて冷えきった水風呂も、冬ならではの楽しみだから。
※
19:30過ぎ。
貸し切り状態でちょっと嬉しくなる。
さっと身体と髪を洗う。カランの湯は熱々MAXで。
内湯も露天も41℃とそこまで熱い湯ではないので、シャワーの時に刺激が欲しくてカランの温度を上げてしまう。
誰もいない広々とした内湯で身体を伸ばす。少し長めに温まる。
ガラス戸を引いて露天に出ると、気持ちいいぐらい冷たい外気がすっと肌を撫でていく。キリッとしていて清潔というか潔癖というか。冬の空気はそんなところが良い。
サウナ室へ。
まずは一杯ロウリュ。少し間隔を置いて二杯目のロウリュ。
一気に上がる蒸気と熱気で耳が焼けるように熱くなる。タオルで顔を押さえながら体育座り。
立ち込める木の薫りに包まれて、毛穴と一緒に心も緩んで開放されたような気分。
良い匂いだなあ。
良い熱さだなあ。
しっかり蒸されてから水風呂へ。
10℃でした。冷え冷え。
サウナ→水浴び→水風呂→立ち休み
サウナ→雪に寝転ぶ→身体を拭いてサウナへ→水浴び→水風呂
サウナ→雪で身体を拭う→再びサウナへ→水浴び→チェアーに寝転ぶ→魂が抜けてしまった人の出来上がり
この辺りから人が入り始めたので、後少しだけ楽しんで帰ろうと、再びサウナへ。
サウナ→雪で身体を拭う→立ち休み
サウナ→サウナ室入り口のベンチスペースで身体を丸めて外気浴→内湯
先日の風邪の名残で気管支と肺の辺りにかすかに残っていた喘鳴も、すっかり影を潜めてくれたよう。
身体を冷やさぬ内に脱衣所へ。
※
ロビーの暖炉の炎を見てポカリを少し飲んでから帰路へ。
ダウンのポケットにはオロナミン。
混ぜないで別々に飲んで胃の中でオロポにする算段。湯上がりの炭酸はやっぱり強めが欲しい。
帰り道も鹿に気を配りながら。
今夜は一頭も見掛けず。
鹿の代わりに星空を眺める。バンディリア旅行団を流しつつ。ハルディンホテルでも良かったかも。
今夜も良い夜でした。
女
自分の身体から湯気がもわもわ上がっているところに綺麗な雪を塗りたくるの、気持ちいいですよ☺️✨ 冬の間に是非是非⛄
もしかしたらすれ違っていたかも知れませんね☺️✨ 私も大体そのぐらいの時間に上がっていました
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