縄文天然温泉 志楽の湯
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
温浴施設 - 神奈川県 川崎市
同じサウナに行かない月間、第7弾は川崎・志楽の湯。縄文時代を思わせる建物にスピリチュアルな雰囲気の漂う志楽の湯は、静かな休憩スペースで本を読むのにうってつけな良施設でした。
矢向駅から徒歩5〜6分、木々に囲まれた外観からはそんなに縄文時代を感じない。靴箱は運良く37番が空いていた。フロントで入浴+館内着+タオルセットで1590円を支払って入館。向かって左側が食堂や休憩スペースなど、右側が浴室。
浴室は入って正面に露天風呂、屋内の右側に洗い場が並ぶ。洗い場を抜けた左側に広大な浴槽があり、その向かい側にサウナ室がある。浴室も照明が落とされていて、独特の雰囲気に包まれている。お湯は露天も屋内もどことなく茶色がかっている。地下1300mから汲み上げた天然温泉なのだそう。
予熱の後は待望のサウナへ。サウナ室の前にビート板とホースが置いてあって、使い終わったビート板(もしくは使う前?)を各自で洗うことができる。サウナ室はL字で2段になっている。一応コロナ対策で定員10名と書いてあったけど、詰めても12〜3人ぐらいしか入れなそうな気がする。室内は1段目の床しかサウナマットがなく、1段目も2段目も座面にはサウナマットが敷かれていない珍しいスタイル。ちなみに、浴室内よりサウナ室のほうが明るい不思議な珍しい施設ということもあり、ビート板で受け止めきれない汗が座面に残っているので、気になる人は気になるかも。室温は天井付近の温度計は90℃前後。湿度は低めなのか、少し体表がジリジリくる感じがあり、汗がドバドバでるような感じではない。
水風呂はサウナ室を出てすぐ隣。勾玉型の珍しい形をしている。座れば首まで浸かるけど、入れるのは3人が限界。待たずに入るためには、何分前に何人サウナ室を出たかを何となく数えておく必要がありそう。水温は16℃ほど。なぜかそんなに冷たくは感じなかった。
ととのいスポットは内湯に2人掛けのベンチが2か所と丸太が1本、露天にも丸太が1本と切り株が1株。椅子はないので、腰掛けた時に肘掛がほしい人は向かなそう。露天で風に吹かれるのも良かったけど、個人的には水風呂の斜め向かいの丸太に窓を向いて腰掛けるのが良かった。目を閉じても窓の外の光が入ってきて、ととのうとキラキラした。
個人的に一押しだったのが、渡り廊下を超えた奥に設置された館内の休憩スペース。落とされた照明の中で、切り株をオットマン代わりに使いながら椅子に腰掛けてkindleで読書するのが最高に捗った。ハンモック1つだけあったので、ゆらゆらしても良さそう。ここで休むために肌触りの良い館内着をレンタルした価値があった。
サ飯は併設の志楽亭で御蕎麦御膳。
男
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