だんご

2021.03.27

1回目の訪問

サウナ王国北海道でも屈指の大自然系サウナ、白銀荘。
思い立ったら行くしかない。かなり行きづらいところにあったが、このサウナと知り合えて本当によかった。
ナビを設定しても雪で道が塞がり、通行止めでたどり着けないので冬場は入念なルート調べが必要。

さて、浴場の話。
屋内には大きな風呂が二つ、露天にも3つありますが、熱い。私はほとんど入れず、露天の奥の広い温泉だけ肩まで使って楽しめた。他の客もほとんど同じところに入っていたので、やはり熱く感じたのは私だけではないようだ。

サウナ室は自分でロウリュができる横長の部屋。白銀荘はその立地から、外気浴が売りなんだろうと思っていた。しかし、それだけではなかった。否、このサウナはサウナ室なのだ。温度はやや高温、ただ湿度がロウリュによって高く保たれている。入った瞬間から湧水のように汗が噴き出してきた。このような汗の出方は体験したことがない。静岡のしきじや名古屋のウェルビーでさえこんなことはなかった。もしかして、気圧の影響もあるのか?とにかくすごい。このままいたら干し椎茸になるかもしれないと思った。湿度が高く快適な室内なので長くいられた。

身体の芯まであったまり、いざ水風呂へ。おいおい、7℃かよ!
ドウナッテンダ!これが、サウナ王国のレベルか。

わたしは熱しやすく冷めやすい体質なので20秒ほど使った後、外気浴へ。
私の身長よりはるか高くまで積もった雪。半分雪のドームに覆われたフラットベンチ。ちょうどいい高さの岩。
自分の好きなポイントを見つけて休憩。

すぐそばに見えるのは十勝岳。活火山だ。白い蒸気がゆっくりと噴火口から立ち上ってゆくのが見える。

この日は晴天。圧倒的な空の青さと、露天風呂まで迫った雪の白さ、あまみがかった自分の皮膚の赤さ。

解放感、というより浮遊感すら感じたサウナだった。
体験者たちが日本一のサウナだというのも頷ける。間違いなく、誰に対してもオールウェイズ満点の答えをくれるサウナ、白銀荘。


脱衣所では、地元の男性たちが設備について話していた。どうやら改装工事をしたばかりらしい。サウナ室の背中部分の木材やロウリュシステムが新しかったのはそのためか。
このような土地に住んで、彼らのように歳を重ねる人生は、いったいどんなものだろうか。
談笑する彼らの肌は、見た目の年齢に反してピッカピカだった。

ごちそうさまでした。

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