サウナ&カプセル サンフラワー
カプセルホテル - 東京都 豊島区
カプセルホテル - 東京都 豊島区
サウナ:ドライ井上勝正さん熱波32分→ドライ10分→ドライ井上勝正さん熱波32分
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 ×2、30分
合計:3セット
一言:
CA、キャビンアテンダント、我々世代で言うスチュワーデス。彼女ら(今は彼もいるが)は正式な役割は保安要員であることをご存知だろうか。キラキラした側面ばかりが注目されがちではあるが、本来は有事の際に乗客に指示を出して安全を確保することがその職務だったりする。昨年正月に起きた羽田空港の航空機接触事故で炎上した旅客機から一人の負傷者も出さずに全員避難させたのも、CAたちの適切な判断と指示があったからだと賞賛を浴びている。
さて、なぜそのような導入だったかというと、本日初めて井上勝正師の熱波を受ける機会があった。もともと熱波やアウフグース に比重を置いたサウナ遊びをしてきていないのもあったが、レジェンドゆうさんと井上勝正さんはなんというか『熱波界のラーメン二郎』みたいな印象があり、独自の作法があって一見さんを受け付けない雰囲気を勝手に感じていたのだった。
だが、先日久しぶりに訪れたサンフラワーで、井上さんの熱波告知を見て、初めてうけるならここしかないと思っていた。そしてついに日本人には悲しい記憶が刻まれたこの日、巣鴨に降り立つことができた。
そして冒頭の話に戻るのだが、井上勝正師の熱波は他のどんな熱波師やアウフギーサーとも違う、いろんなスタイルがあれど、彼の存在は『安全にサウナの旅を目的地まで過ごすための案内人、保安要員』という表現が適切かもしれない。
サウナ室に登場した井上師を拍手で出迎える。現れただけで喝采を浴びるこの存在感よ。そして漫談のように一人語りを始めるが、内容はとにかくサウナを楽しむこと、身体を労わることを訴えていた。そして語らいながらずっとアロマ水をストーブに掛け続ける。1セット目は39杯掛けていたが、その後はもう数えるのを止めた。とにかく湿度を管理しながら水を掛け続け、さらに一杯ごとにサ室にいる人々の顔や呼吸や汗のかきかたなど総合的なコンディションをしっかり見ている。途中で指名をして水風呂でクールダウンを促したり、水分を積極的に摂取するようアドバイスしたり、全員が安全に、かつ最高の状態でサウナを楽しめるような配慮に溢れている。
事前情報では、ロウリュを始める前の口上だけで10分かかる、とか、途中で新規の方が入室するとまた最初から始める、などいろいろな逸話もあったが、合っているのは『とにかく長い』こと。だが、これも最高のサウナ黄金体験のためなのである。最後の『パネッパー!』のご唱和含めて最高の安全管理と快感への誘いだったのだ。本当に貴重な体験だったと思う。最高だ
男
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