サウナ東京 (Sauna Tokyo)
温浴施設 - 東京都 港区
温浴施設 - 東京都 港区
サウナ:蒸喜Kinoさんアウフ9分→手酌10分→蒸喜みさきさんアウフ19分
水風呂:涼3分 × 3
休憩:15分
合計:3セット
一言:
今の若い子たちは知らないかもしれないが、前回の都知事選で落選した蓮舫さんが与党議員時代、当時の世界最高の計算速度を目指した開発のために国家予算を注ぎ込んでいたスーパーコンピュータの研究費用を無駄と断じて開発者に言い放った有名な言葉がある。
『2位ではだめなんでしょうか?』
この言葉はまったく本質を捉えていない。何かを為す人が『2位でもいいか』『2位を目指そう』と思うものだろうか?全ては1位、一番を目指してその結果2位になることもあろう。目指すべきは1位というのは自然なことではないだろうか。なお、日本のスーパーコンピュータはこの数年後に世界一のスピードを記録し、蓮舫さんは都知事選で2位の得票数で落選するというオチがついている。
さて、ここでもう一つ重要な話がある。『2位でもいい』ではなく『2位でもすごい』のである。昨年はオリンピックが開催されたが、そこで日本人のメンタリティが取り沙汰されることがしばしばあった。日本選手は決勝で敗れて銀メダルを獲得したことを国民にお詫びしたりする。インタビューするほうも『残念ながら金メダルに届かなかった』という姿勢で質問することも。しかし他国では『銀メダル!素晴らしい!おめでとう!』という論調が多い。そう、そもそも世界で2位というのは誰もがなれるものではない、短い人生において何かで2位になれる、そんな経験ができる人のほうが圧倒的に少ない。
前置きが長くなったが、今日はアウフグース 世界大会で見事準優勝を勝ち取ったドライメルのみさきさんの凱旋アウフなのである。つい一昨日くらいに決勝を戦ってたような気がするがもう日本でアウフをやるのもすごいタフだなぁ。ということで、前口上のサDukeさんもやや興奮気味に『そんなすごい選手が今日目の前に!』とか煽る。そして登場したみさきさん。みんなで準優勝おめでとうと出迎える。
演目は大会とほぼ同じなのかな。アロマもヒノキ→柚子→和薄荷という日本的なもので。今日のオーディエンスは殆どがみさきさんを知らないとか、サ東に初めてきたとか(SPA!のランキング発表の影響か)、アウフを初めて受ける、とかそういう人たちが多めのように見受けられたけれども、しょっぱなからみさきんの動きとテクニックに魅了されたようだった。単純なスピンだけでも拍手が湧き、投げ技やピザ、イナバウアーや前転、ダブルが成功するとみなさん驚嘆の声をあげていた。どうだ、これが世界2位の実力だ。2位はすごいのだ。
男
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