2019.11.12 登録
[ 滋賀県 ]
『なんだい?ボケーっとして』
2セット目の休憩中に、僕の頭の中に存在する阿部寛演じる深夜食堂のオヤジが話しかけてきた。
「いや、ちょっと混んピンチで、サ室満室の待ち中なんですよ」
『まちゃぁ良いじゃないか?どうせみんな10分もすりゃ出てくるんだから』
「性転換しようかな?って」
『。。。何を言ってるんだい?』
「性転換すれば、空いてる女湯にはいれるじゃないですか?手術溶かしたらいけるかな?って」
『頭、大丈夫ですか?』
ふと気がつくと脳内の阿部寛ではなくざね太郎と話していた。
正面にいた前田堂が
『性転換行けるかもしれないけど、間に合わないですよ』
なるほど、確かに性転換するには手続き的にも法的にも人生的にもいろいろ間に合ってない。
サ室が空いたので、3セット目行ってきます。
[ 滋賀県 ]
日曜サ活!空いチャンス狙いがまさかの混んピンチ〜!
もしかしてみんなも10時からモナコGP観るの?って思ったけど流石にそんなこたーないか〜!
ちょっと空いたタイミングで1セット目。膳所のサウナハット伝道師を自称してるのにまさかのサウナハット忘れに気づく。取りに帰っても往復5分、なんならロビーで直ぐに買うことも出来るけど、サウナハット忘れた自分への罰としてノーサウナハットサウナを愉しむ!熱い!
丁度サウナマットを交換するタイミングで2セット目。まだダレも座ってない清潔なサウナマットの上で蒸される気分は格別。しかしサウナハット忘れの罰は大きいというか、やはり熱い!愉しい!熱い!
3セット目は膝を上げて全身あっため〜の仕上げ!たっぷり汗が出て超吸水タオルがもうこれ以上吸えない!って叫びをあけたタイミングで示申の水風呂へ。やってきましたととのいの向こう側。。。ネコと和解せよ。。。さようならすべてのエヴァンゲリオン。。。
歩いた距離 0.3km
男
男
男
[ 滋賀県 ]
雨予報の日曜日、5月の半ばだというのに近畿地方は梅雨入りしたとのニュースが朝から流れると、それみたことかと空からはしとしとと実に梅雨らしい雨粒が降りそそいでいる。
腰痛持ちにはツラい季節がやってきたなと思いながらも、そういえば昨夜の都湯でのサウナはいつもより湿度が高く、噴き出る汗の量がマシマシだったことを思い出し、午後の資格試験の準備をしながら、また夜には都湯に行けることを楽しみにしていた。
試験の手応えはなかったが、幸い午後には雨も止み、夕食後都湯へ向かう頃には曇り空ながらもすっかり地面は乾いた状態。
いつもどおり髪と体を洗い、ひとっ風呂浴びたあとにサウナに入ると、やはり先週までとは違う、明らかに高い湿度を感じることが出来た。
都湯といえば水風呂、湧き出る地下水を勢いよく贅沢に掛け流した一人サイズの水風呂がやはりイチオシなのだが、その水風呂を余すことなく楽しむための蒸し部屋、いわゆるサウナも実に良いのだ。
110度前後の高め温度に、ひたすらドライなのではなく冬でも適度な湿度を保ち、口や喉が痛くなることはなく、重湯に浸かったあとの身体なら座った直後に汗が噴き出し、最短3分で水風呂へドボンすることが出来る状態までもっていくことができる。
音も良い。足下を流れる水の音、サウナ室用スピーカーから流れるインストゥルメンタル、電気ストーブの軋み、全てがととのいへの道標となっている。
これだけ良いサウナなのだから、当然人も良い。最近増えた若者たちも、バツゲームのように入るわけではなく、きっちりサウナを愉しんでいるようだ。ときおりきこえる若者たちの会話に癒やされることもあり、歳を取るのもいいものだと思ってしまう。
と、ここは「サウナイキタイ」だった。賢明な皆様はそんなことは言わなくてもわかっておられる事だろうが、本当は僕だって書きたくないのである。人に教えたくないサウナ、それが僕にとっての都湯なのだ。
歩いた距離 0.3km
男
男
男