アールホソイ

2021.05.16

5回目の訪問

歩いてサウナ

雨予報の日曜日、5月の半ばだというのに近畿地方は梅雨入りしたとのニュースが朝から流れると、それみたことかと空からはしとしとと実に梅雨らしい雨粒が降りそそいでいる。
腰痛持ちにはツラい季節がやってきたなと思いながらも、そういえば昨夜の都湯でのサウナはいつもより湿度が高く、噴き出る汗の量がマシマシだったことを思い出し、午後の資格試験の準備をしながら、また夜には都湯に行けることを楽しみにしていた。

試験の手応えはなかったが、幸い午後には雨も止み、夕食後都湯へ向かう頃には曇り空ながらもすっかり地面は乾いた状態。
いつもどおり髪と体を洗い、ひとっ風呂浴びたあとにサウナに入ると、やはり先週までとは違う、明らかに高い湿度を感じることが出来た。

都湯といえば水風呂、湧き出る地下水を勢いよく贅沢に掛け流した一人サイズの水風呂がやはりイチオシなのだが、その水風呂を余すことなく楽しむための蒸し部屋、いわゆるサウナも実に良いのだ。
110度前後の高め温度に、ひたすらドライなのではなく冬でも適度な湿度を保ち、口や喉が痛くなることはなく、重湯に浸かったあとの身体なら座った直後に汗が噴き出し、最短3分で水風呂へドボンすることが出来る状態までもっていくことができる。
音も良い。足下を流れる水の音、サウナ室用スピーカーから流れるインストゥルメンタル、電気ストーブの軋み、全てがととのいへの道標となっている。
これだけ良いサウナなのだから、当然人も良い。最近増えた若者たちも、バツゲームのように入るわけではなく、きっちりサウナを愉しんでいるようだ。ときおりきこえる若者たちの会話に癒やされることもあり、歳を取るのもいいものだと思ってしまう。

と、ここは「サウナイキタイ」だった。賢明な皆様はそんなことは言わなくてもわかっておられる事だろうが、本当は僕だって書きたくないのである。人に教えたくないサウナ、それが僕にとっての都湯なのだ。

歩いた距離 0.3km

  • サウナ温度 111℃
  • 水風呂温度 18℃
1
40

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2021.05.17 18:15
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sympathy for 都湯
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