地図からサウナが探せる！

洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス

ホテル・旅館 - 北海道虻田郡洞爺湖町

鶏ガラハッター

2024.01.08

2回目の訪問

5・15s・ 8
8・15s・12
10・20s・10　の3セット

節分の豆まきは、平安時代の追儺（ついな）という宮中行事に遡るのだ、そうな。
追放の追に、災いとか難儀とかやらという意味合いの儺。
それが民間に広まると、大昔の村落なんか、時期になると通りがかりの旅人をとっ捕まえて「お前鬼役な（ボコボコにしてやるからな）」とかやっていた、そうな。
ま、掲示板の怖い話に頻出の「因習村」ってのが各地にあったんすな。
それはともかく、追儺とワンセットだった送儺（そうな）の儀式の方は、あまり有名じゃないみたいである。
新春、米わらでも枯草でもなんでもじゃんじゃん燃やして蒸し風呂をしつらえる。
まだまだ冷たい水でザバザバ清めをした老若男女が入り、身体に憑りつく儺を送ってやるという儀式。
旧仮名遣いでは「さうな」と書く。
これが平安宮中、新春の儀式だつってんのに大流行り。
それもやんごとなき方々というのは雅なものだから、すぐさま文に取り入れて、それまで「～なりけり」と結んでいたものを「～ださうな」などさらりと綴る。
室町期に成立した昔話の多くが「かくして～郎は末永く幸せに暮らした『そうな』、めでたしめでたし」などと結ぶのも、あえてオールドファッションを取り入れたためであると――

嘘ですけどね！

何はともかく、年明け初サ旅なのである。めでたい。
やっぱ豊浦しおさいかな……アッ、洞爺湖にしよ！
と決めたはいいが、腰の高さまで積雪。車が土まんじゅうならぬ雪まんじゅうである。
たまたま居合わせた職場の人が手伝ってくれてとても頭が下がる。
カーナビくん、CDイジェクトしてくれない。入ったままのカプースチン聞く。
まだ降るか……と、真狩、留寿都村、と通り過ぎた辺りからにわかに雲が割れる。
おいら、調子こいて晴れ男を自称して吹聴して回ってるけど、さすがにこれは引く……。
でめきん食堂で「焼きそば（あんかけ）」を食べる。いつも混んでるのにえらい空きよう。さすが中華の手際、秒で出て来る。こっちも除雪でわやくちゃらしい。あん、胡椒が効いててま～美味い。
そしてレイクサイドも、ガラ空き。お前今日成人の日だぞ、いいのかこれで！？
セルフロウリュに3杯かけちゃう。
水風呂、たぶんシングルだな。たまに流れる滝の方が、今日はぬるい。16℃前後か。前来たときは逆だった気がする。
ナビくん、CD吐き出す。ベートーベン聞いちゃるか。運命とかね！
そして案内された先、雪で埋もれて道がない。な、ナビくん……？ﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞｰﾝ。
ま、いい景色見れたからいいか。そして帰って酒を飲んでこれを書いた、そうな。