野天湯元 湯快爽快 ちがさき
温浴施設 - 神奈川県 茅ヶ崎市
温浴施設 - 神奈川県 茅ヶ崎市
少し長めの休みを利用して湘南新宿ラインのグリーン車で向かいました
使い慣れずにグリーン車から離れた乗車口で待っていたので一区間は普通車になってしまったのはご愛嬌
時刻は7時台、2階建ての1階の席に座り、日除けが降ろされて少し暗い車内の窓から明るい駅とそれを利用する人々のまさに雑踏を停車する度に見ているうちに心の中で今日はゆっくりさせてもらいますとは誰に言うでもなく
しばらくして茅ヶ崎で相模線に乗り換えたときに初めて訪れたのが春頃だったのを思い出しました
北茅ヶ崎までの短い区間、当時満開だった葉桜の並木を過ぎた頃に北海道の小学校のような円形の建物が以前と同様に見えてきました
駅を出て大型トラックが行き交う道を進み、入館の手続きをして大きなTVのある脱衣所で着替え、浴室に入ると以前の記憶は更によみがえります
中央に大きな湯船が設置され、周囲にカランがあるのは伊東の銭湯を大きくしたような趣のあるレイアウトでカランは押し込んでいる時だけ勢いよくお湯が出る式なのがなおのこと
皆さんが気持ちよさそうに入っていらっしゃる炭酸の内湯に後ろ髪をひかれつつも心地良さの記憶をたよりに露天風呂へ向かいます
こちらの温泉は塩化物が多く含まれているそうで塩味があり、記憶の通りで気持ちがいい。充分に保温効果を高めてからサウナへ
広々とした2段席の室内に2台の大きなストーブが稼働していてすぐに汗まみれとなり6分程で退出し水風呂で体をしっかりと冷ましてからふらふらと休憩に向かい、すのこ敷きに木の枕が置かれたスペースに横になりました
前回目にした時はまだ肌寒く、暖かくなったらここを利用しようと思っていましたが目論見通り大変心地よかったです
すのこでの休憩時間を多めにして30分を1セットに3セットで満足し、あたりを見渡すとすのこに椅子、ちょっとした横になれそうなスペースで皆が眠っているようで小川未明の「眠い町」を思い起こしましたがここは誰にも恐ろしがられることは無いなと自分もまた浅い眠りから覚めながら思いました
最後は水風呂で汗を引かせ、再訪を誓い、青々とした葉桜を眺めながら徒歩にて茅ヶ崎駅へと向かいました
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら