姶良市温泉センターくすの湯
温浴施設 - 鹿児島県 姶良市
姶良地区のサウナ開拓へライドオン！
姶良市は蒲生町。日本一の大きな楠である蒲生の大クスが有名であり、姶良市の中心部から離れた長閑な土地である。大クスに倣って店名もくすの湯。地元愛が感じられて良いネーミングだ。
館内は道の駅のような作りであり、桜島フェリーの中に入店していることで有名なうどん屋のやぶ金も出店。受付のおばちゃんの愛想も良く、常連さんが待合室で井戸端会議。良い雰囲気だ。
浴場は内湯が地下80mから汲み上げた地下水を薪で沸かした湯であり、露天風呂は地下1350mからの源泉掛け流し。内湯には電気風呂に浮遊風呂も。薪で沸かした地下水だけあって柔らかい。露天風呂の温泉は茶褐色のナトリウム塩化泉。ポカポカと芯まで温まる感じだ。
サウナは雛壇2段の12名ほどのスペースで横長の室内。オリンピア製ガスストーブが設置され、TVは NHK固定。中湿かつ熱圧もほどほどのセッティングであるが、尻上がりに調子を上げてくるタイプのサウナで回数を重ねれば伸びてくる系だ。
水風呂は水深1mとしっかりと深く広さも十分。上の2箇所と浴槽の中の2箇所から新水を入れており、オーバーフローの量も申し分なし。こちらも地下水であり、とにかくマイルド。20度ほどだが柔らかい水質に蕩ける。露天にも椅子が5脚設置されているため、存分に外気浴も楽しめる。
源泉掛け流しに地下水のお湯と水風呂。これだけ揃えば満足しないわけがないし、銘店と自信を持ってオススメ出来る施設だ。
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