亀乃湯
温浴施設 - 鹿児島県 鹿児島市
気分を変えて亀乃湯へライドオン！
約3年ぶりの来店。公式Twitterで可愛らしい看板猫のツイートがあったもんだから久々に行くか！と思い立ち車を走らせる。
奄美出身者の多い居住地区である三和町にある亀乃湯。独特の雰囲気の三和町は同和問題がほぼ皆無の鹿児島では珍しく、昔は差別されることも多かった奄美出身者が身を寄せ合って発展してきた歴史を持つ。この辺はサ活とズレるため、ブログにでも記そうと思うが、真っ黄色のペンキに塗られた外観は三和町の中でも一際目立つ。
番台で料金を払い脱衣所へ。揉み玉剥き出しのマッサージチェア、ぶら下がり健康器にオレンジ色のロッカー。畳の休憩スペースには鬼平犯科帳、あぶさん、代紋2など渋過ぎる漫画のラインナップ。壁にはC&Kのサインがあり、どうやらMVを撮影したらしい（ちなみに、私は彼らの音楽は嫌いだ…）
浴場はザ・銭湯。鹿児島では珍しい沸かし湯であるため、麦飯石を入れ込み人工温泉にしている。入口すぐの湯船は水風呂で甕を持った坊主の像の甕から水が流れ込む。入口右側には薬湯。じっこう風呂と書いており茶褐色の薬湯で冷え性などに効くらしい。
サウナは入口左側。久々に来たが、そうそうこういう感じだったな〜と思いながら入る。低湿で壁の木材が煤けた匂い。メトス製ストーンストーブから放たれる熱はほどほどのため、低湿でもピリつきは無いのでしっかりと蒸されると発汗良好。良いサウナだ。室温90度でL字の雛壇。合計4名くらいのスペース。
水風呂は膝丈ほどの深さで大人2人ほどの大きさ。22度くらいか？高めだがマイルドな感覚でじっくりとからタイプだ。
風呂から上がると無料の揉み玉剥き出しのマッサージチェアへ。横のハンドルで肩の位置まで揉み玉を調整しスイッチオン。馬鹿みたいに加減が効かないほど強い勢いで揉まれる。今のマッサージチェアにあるオート機能など皆無だが、それが醍醐味、小さい頃行った銭湯で爺ちゃんがマッサージチェアに揉まれながら「あぁ〜」と情けない声を出していた光景がフラッシュバックし、僕もつい「あぁ〜」という声が漏れてしまう。一体何人の身体を揉み解したんだろうな、こいつは。
ロウリュも無く、広くも無い、水風呂の水温も高いが、銭湯というのはこういうので良い、こういうのが良い。退店時に看板猫と戯れてフィニッシュ。
0
174
アプリでサウナ探しが
もっと便利に！
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら