垂玉温泉 瀧日和
温浴施設 - 熊本県 阿蘇郡南阿蘇村
温浴施設 - 熊本県 阿蘇郡南阿蘇村
5年振りの営業再開と聞きつけてライドオン!
元々は山口旅館という旅館だったが、熊本地震と九州豪雨により被災し、5年振りに日帰り温泉としてスタートを切ったばかり。
敷地内には強烈な温泉の蒸気を上げる配管や硫黄臭が立ち込め、温泉地に来たと実感。地獄蒸しや家族湯、カフェなどかつての温泉旅館の趣は殆どなく、スタイリッシュなリゾート地のよう。
側に流れるのは金龍の瀧。この瀧から垂玉温泉の源泉が湧き出るそうで、敷地内にある垂玉の名水もこちらから湧き出す岩清水。水風呂が間違いない水質とこの時点で確信。
浴場も館内も非常に綺麗。温泉は少し赤みがかった黄緑色の単純硫化泉。ポカポカと温まる感じの泉質が良い。ちなみに、金龍山垂玉寺の修行者が利用していたことから垂玉温泉という名が付いたそう。
サウナは雛壇2段で4人ほどのスペース。メトス製のストーンストーブ。壁材は恐らく杉板であり、香りが心地良い。温度は78〜80度ほどで熱圧は弱めだが、じっくりと温泉に浸かってから味わうと良いサウナだろう。
水風呂は膝丈ほどの深さに大人2人ほど入れる大きさ。想像通り、水質は間違いなく、垂玉の名水という名に恥じないクリア感。16度ほどでしっかりと冷たくキリッと来るタイプ。
露天も瀧や渓流の音、周りの山々の自然などが素晴らしく、本当に心地良い施設だ。長年の休業から復興されて本当に良かったとしみじみ思う。ちなみに、垂玉(たるたま)と読みます。
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