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2022.07.29

1回目の訪問

⚫サウナ

13時。オートロウリュ6連チャン。1分毎に6度アロマ水が放出される。この際、私は高校時代の部活動を思い出した。私はサッカー部に属していたのだが、練習後にゴールラインからゴールライン(約100m)までをダッシュするトレーニングがあった。ゴールラインに部員が1列に並ぶ。監督の「1本目ー!」という笛の合図に合わせ、何本も走らされた。あれほど、きついことはなかった。今回、オートロウリュ6連チャンの際、この記憶が急に甦った。鬼監督の「1本目ー!」の声が脳裏に過る。1回目のオートロウリュ、「ジュワー」気持ちいい。アロマの香りがたまらない。「2本目ー!」また監督の声が聞こえてくる。2回目のオートロウリュ。「ジュワー」苦し気持ちいい。「3本目ー!」「足上げろー!腕フレー!」部員たちに疲れが出始めたからだろうか。背中を押す掛け声を出し始めた。3回目のオートロウリュ。「ジュワー」汗が滝のように流れ始める。ややきつくなってきた。「ほらほら、まだ折り返しだぞお!」そんなこと言われなくても分かってる。「4本目ー!」4回目のオートロウリュ。「ジュワー」ここまで来ると、妥協したくなってくる。もうサ室から出てしまおうか。いやしかし、ここで出てはいけない。途中で諦める訳にはいかないのだ。「県のてっぺん目指すんだろ!」「走り抜けろ!!」そうだ、我々の目標は県のチャンピオンであった。これは乗り越えなければいけない修行だ。「5本目ー!」「さっきまでの元気はどこ行ったー!」5回目のオートロウリュ。「ジュワー」1回目のオートロウリュを思い出す。あの香りと心地良さにリラクゼーションしていた自分を思い出す。呼吸が乱れ、額を流れる汗を掌で拭く。さぁ次がラストだ。ここまできたら最後は走りきるしかない。部員の中でトップでゴールインするんだ。「6本目ー!ラストー!!」無酸素で走り抜ける。6回目のオートロウリュ「ジュワー」表情がこわばる。苦しい。でもなんだこれは、苦し気持ちいいの境地だ。目を瞑り、歯を食いしばり、走り抜ける。サ室から掛け湯エリアに走り抜ける。俺はやりきった。

⚫水風呂

人生初、シングル。7・9℃。雷に打たれたことはないが、まるでそれであった。1分間浸かって出てみると、足がフラフラになる。いとうあさこ風に言わせれば、「なんだろう私、ビリビリする。」と言った感じだろうか。だが、私の体に流れるその電流に快感を覚えた。

⚫外気浴

スペースがあまた設けられている。最the高。

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