サウナ&カプセルホテル 北欧
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
中年にもなると週5日勤務がしんどい。とくに木曜がしんどい。我ながらほとんど使い物にならない。週4勤務を国家のデフォルトにしてほしい。たぶんパフォーマンスは変わらないと思う。
と、泣き言を言ったところで仕事は消えてくれないので、週の最後の平日を乗り切るため、朝サウナで北欧に行く。出勤時間を考えると75分しか居れないので、もったいない気もするが、早く疲れからくる体の淀みを解消したい。
平日の早朝だというのに、15人くらいはいただろうか。まずは体を清めて、ジェットバスで湯通しをする。ジェットバスの泡沫を眺めているだけで、ざわざわした心が落ち着いてくるのを感じる。
サ室は、人が少ないからか最上段だと105~110℃くらいの高温。8分で出る。一方の水風呂もキンキンに冷えて12℃だったか。ありがたくいただく。外気浴スペースでは運よくフルフラットの椅子を利用できた。2セットこなす。
誰が言ったか、「生死の狭間」をくぐりぬけた後にやってくる、ととのいの恍惚。生き延びたことがありがたいと体が喜んでいる。こうなると(なげやりな気分ではなく)もう別に遅刻してもいいかー、とか達観した気分になる。
最後にトゴールの湯に体を浮かべる。空は雲一つなく晴れていて、風もおだやか。なんとなく体内の悪い気が薄まっていくのを感じる。
予定どおりの時間で北欧を後にする。頭がスッキリしたので、その日の仕事は大いにはかどり、無事に1週間が終わる。サ室と水風呂ほどではないが、実生活の「生死の狭間」も乗り切ることができた。サウナ文化に感謝。
男
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