スカイスパYOKOHAMA
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
カプセルホテル - 神奈川県 横浜市
日曜日 晴天 通常利用
館内滞在時間 10:25 〜 12:20
入泉時間 昼の部 10:30 〜 12:05
入泉プログラム
昼の部 (12 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール EXコールド2杯 他
本日のサ近所ツマミ 炉ばたのおやき
本日のメインディッシュ 〝借景を楽しむ〟
見知らぬ国の貨物船、ゆっくりと回り続ける発電所の風車。入り組んだベイエリアに架けられた無数の橋、埋め立てられた空き地と、その横を走る引き込み線の貨物列車。遠くには煙を吐き出す大きな煙突と離着陸を繰り返す飛行機の群れ。
そんな人類の叡智を集めた絵画のような、進化し続ける景色を眺められるサウナは数少ない。次の予定までの時間を埋めてくれる絶好の場所を求めて、スカイビルのエレベーターに乗り込んだ。
幾度となく訪れているので浴室の清掃時間を考慮して、二時間利用でロッカーキーを受け取った。浴室の前には待ちきれない蒸し人たちが、タオル片手に列をなす。定刻通りに自動扉のスイッチが入れられ、まずは一番奥にあるカランで身を浄める。サイドは壁で仕切られて、背後にはカランがない独立したスペースが私のお気に入りの理由なのだ。周囲を気にせずに全身を洗いシャワーで泡を流した後は、本日の予熱の場所には寝湯を選んだ。寝転んで目を閉じ、適度なバイブラの浮遊感で気持ちまで軽やかになった。
十分に身体が温まったところでサウナへと向かい、空いている最上段の窓際に陣取った。昨日の雪が嘘のように、ご機嫌を取り戻してきた空からは少しずつ青空が見え始めている。まだ誰の汗も吸い込んでいないフカフカのマットの座り心地が気持ちよく、窓から射し込む天然光に抱かれる。二基のサウナストーブが作り出す温度と湿度の快適さがこの上なく、ナチュラルなケロの木香が乱れた精神までも整えてくれる。キリッとした水風呂と借景のデッキチェアでの休憩を織り混ぜて、3セットを堪能し終えると制限時間が近づいていた。
慌てて着替えてレストランで冷たい生ビールを一気にあおり、次なるサウナを求めて、ある場所へ向かった。その途中で高島屋の催事場に寄り道して〝全国うまいもの市〟でピールのツマミを品定め。各地方の数ある名産品の中から、先月の長野サ旅で味わえなかった「いろは堂」の野沢菜おやきを選び、横浜ビールも買い込んでチェックインを終えた。
部屋に入ると、ここでも大きな窓の景色を借りてクラフトビールを記念撮影。この後はサウナの予定があったので、その内のピルスナー1本だけをツマミと共に味わった横浜の午後でした。
男
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