COCOFURO ますの湯
銭湯 - 東京都 大田区
銭湯 - 東京都 大田区
平日 晴天 通常利用
館内滞在時間 08:35 〜 10:55
入泉時間 朝の部 08:40 〜 10:20
入泉プログラム
朝の部 (15 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日の生ビール カップグラス3杯 他
本日の昼サ飯 仔牛のエスカロップ
本日のメインディッシュ 〝誘惑〟
ノーサウナな夜を過ごした翌朝は、目覚めとともに身体がサウナを欲していた。早朝から入れる銭湯を探していると、なにやら気になるコチラを見つけた。すぐに身支度をして山手線に乗り込み、五反田経由で人生初となる東急池上線 久が原駅に降り立った。改札を抜けると目の前という駅近銭湯は、オシャレなアプローチと青空で迎えてくれた。
券売機で入浴券とレンタルのバスタオル券を購入し、おとこ湯の暖簾をくぐった。とても清潔感のある脱衣所で裸になり、初対面にドキドキしながら浴室に入った。銭湯なのにシャンプー類が置かれてあってありがたいカランで身を清め、この地域ならではの黒湯の内風呂で予熱を完了。サウナマットを手に取り、いざサウナへ。
かなりタイトな室内だが、運良く混み合っておらず上段に腰を下ろした。テレビやBGMのないコンパクトなサウナは、背面に設置されたサウナストーブの熱気が後頭部から襲いかかる。天井の低さとドライな設定が相まって、好みのストロングスタイルが味わえた。
これほど整った素晴らしい環境なのに、集中力を欠いてしまう理由があった。それは目の前に貼られた〝生ビール300円〟のポスターの存在だ。その文字を見ないように、10分計の砂時計が1ターンハーフするまで我慢して急いだ水風呂にも試練が待っていた。
その水風呂の名は「冷たい生源泉つぼ風呂」である。〝冷たい生〟の文字に生ビールへの欲求が高まるばかりでなく、勝手に略した〝生つぼ風呂〟に良からぬ興奮をしてしまった。さらには「加温・加水を一切してない新鮮な源泉100%をドバドバかけ流した全国でも珍しい黒湯温泉をお楽しみいただけるお風呂です」と書かれた説明は〝ドバドバ珍黒〟に脳内変換されてしまった。壁の向こうに感じる女湯の気配や、子供用のイスに描かれたスヌーピーが登場する漫画「ピーナッツ」の文字すら、やらしく映る。
こうなると帰り道の五反田をやり過ごすのは困難で、休憩所の生ビールで勢いを借りた後は欲望の街 五反田へと急いだ。路地に佇む老舗レストラン「グリルエフ」で、エロティックなネーミングに惹かれて〝エスカロップ〟に舌鼓を打った五反田の昼下がりだった。
その後、下鼓を打ったかどうかは秘密にしておこう。
男
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