郡山湯処 まねきの湯
温浴施設 - 福島県 郡山市
温浴施設 - 福島県 郡山市
土曜日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 23:25 〜 翌 07:05
入泉時間 夜の部 23:30 〜 01:05
入泉時間 朝の部 05:35 〜 06:50
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 3)
本日のビール 缶ビール(500ml)4缶
本日のツマミ なし
本日のメインディッシュ 〝いくぜ!東北〟
都会の喧騒を抜け出して、北へと向かう最終の新幹線に飛び乗った。それは未だ知ることのない東北のサウナに出会うためだった。
新年の抱負に掲げたサウナめぐり日本一周も残り17府県となり、一歩ずつではあるが着実にゴールに近づいている。そのゴールの先に何があるのか分からないが、その歩みを自ら止める事はない。
深夜に到着した郡山駅から地下道を抜けた大型商業施設の中に目的地の看板を見つけた。手ぶら旅なので館内着とタオルのフルセットをお願いし、100円式の脱衣ロッカーに荷物を詰め込んだ。まずは禊ぎを終えると、深夜24時までしか利用できない露天風呂にて身体を温めた。少し急ぎ気味に予熱を終えると、サウナマットを手に取り高温サウナの扉を開けた。
まばらな入浴客に準ずるように誰もいないサウナの一番奥へと進み、初めてのサウナを見渡してみる。プロレスの四角いリングのような天然石のサウナストーブを、コの字に囲むサウナベンチが特徴的だ。ベンチは一段構成で高低差はなく、どこに座っても特別リングサイドを楽しめる。オートロウリュで十分に湿度が保たれたウェットタイプの室内は、蒸気がまとわりつくように汗を導く。テレビはなく静かなヒーリング音楽を聴きながらの蒸し工程は、目を閉じればこの上なく集中でき、目を開ければ壁に貼られたサウナウンチクを読み入る事ができる。
サウナの形状が独特ならば、水風呂の造りも独創的な二段構成となっている。階段を上がった上段はウォークインスタイルの水風呂で、かなりの水深と静寂の水面が全身を包み込む。下段には上段から滝のように水が落ちる仕掛けがあり、そこに肩を当てると勢いのあるクールダウンが心地良い。
サウナ利用時間の深夜1時まで、ほぼ貸切で過ごした後は、残念ながらレストランは閉店していたので缶ビールで喉を潤した。雑魚寝のスペースも消灯時間となっており、薄暗い灯りの中で明日の計画を立ててから眠りに就いた真夜中の郡山だった。
男
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