浅草ROXまつり湯
カプセルホテル - 東京都 台東区
カプセルホテル - 東京都 台東区
平日 小雨 宿泊利用
館内滞在時間 21:05 〜 翌 8:55
入泉時間 夜の部 21:10 〜 23:15
入泉時間 朝の部 06:30〜 08:00
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 2)
朝の部 S (10 × 3) M (2 × 3) G (10 × 2)
本日の生ビール 大ジョッキ 4杯
本日のツマミ 牛すじ煮込み
本日のメインディッシュ〝翡翠露天風呂〟
金曜の夜の銀座線でホームサウナのある上野で下車せずに、二駅先の田原町までやって来た。それは若者のサウナブームで賑わう「北欧」を避けて、落ち着いたこちらへと向かうためだ。
そこで本日は〝翡翠露天風呂〟にスポットを当てたいと思います。
大浴場のスペースに比べると小さめのサウナと水風呂なので〝蒸し〟目当てよりも、入浴を楽しむ方が多い施設だ。なので風紀を乱すような客人はおらず、非常に穏やかな空気が流れている。
フライデーナイトでも貸し切り状態のサウナと水風呂を堪能すると、外気浴のために向かうのが露天風呂だ。もちろん湯船に入るのではなく外気浴が目的なので、小さな〝ととのいイス〟に座ってみる。そこからはスカイツリーが眺められるはずだが、本日は小雨まじりの天気のため残念ながら見られない。しかし、すぐそばの浅草寺 五重塔の相輪がライトアップされて幻想的な景色が見られる。さらには屋外ならではの風が私を完璧な〝ととのい〟へと導いてくれる。
以前は建て付けが悪くキーキーとうるさいだけに思っていた露天風呂への扉の音が、名古屋の「ウェルビー栄」での〝ととのいイス〟で聞いた小鳥の鳴き声にすら思えてきた。そんな心地良い景色と音色に包まれながら、幾度となく完璧な〝ととのい〟を得た。
露天風呂に併設されている〝打たせ湯〟が驚異の破壊力を誇り、本来ならば水と光のフリッカー効果が得られるのだが、しばらくライティングの演出は故障中で残念だ。
最後に翡翠露天風呂に入るのだが、名前の由来となっている高級天然石の翡翠が、贅沢にも露天風呂の底一面に敷き詰められているのだ。その温浴効果を楽しむために、今夜も近所の年配サウナーがいらした。三人とも胸や背中に大きな傷痕があったので、大病を乗り越えて今に至っているのだろう。そんな先輩方の邪魔にならぬよう、ひとり静かに隅のイスに座り夜風を浴びた。ベテランサウナーの皆さんの〝蒸し道精神〟を学んでから、食事処の「源ちゃん」への階段を降りていった。
男
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