東上野 寿湯
銭湯 - 東京都 台東区
なるほど。なるほどですね、とは金田一朝穂先生が間違った日本語だと書いておられたけれど、読む前からなんとはなしに存じておりました。なるほどとは、ひだまりの湯ともう一つと、三兄弟のお湯の一つなのですね。雰囲気が似てるなあ、と。特に番台の方々が。
浴室は全方位手に取るように把握できて、小心者にとって心からホッとできる規模。ドキドキやドギマギがなくて、入り忘れもなくて、よいサイズ感。といいつつ、露天には入り忘れました。サ室も詰めても10人は入れないくらいで、テレビの角度も急勾配。でも、なんとも言えない実家に帰ってきた感がある。寝落ちても起こしてくれそうな、プラッシーみたいな味わい。
お掃除も、小姑タイプを自負する私からみてもとっても行き届いていて、これでもかってくらいロッカーの床を拭いてくれるし、滑らないように湯船の水もザバンザバンと流してくれる。この、実家感よ。番台横の休憩室も、アイスやドリンク片手にのんびりムードだし、中学の合唱コンクールで歌った「母なる大地」をアルトで歌いたくなる。
ぽかぽかしてきたので、深夜の上野を徘徊してみたけどややビビるので、まっすぐお家に帰るまでがサ活です。知らんけど。
サウナ：8分 × 5
水風呂：2分 × 5
休憩：3分 × 5
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