2019.10.01 登録
[ 栃木県 ]
72点
『那須の隠れ家』
隣接する牧場の利を享受した食事、那須の地下水と空気を味わえるサ活が楽しめる穴場。
夏の繁忙期以外の平日利用がオススメ。
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敷島ファームという牧場の広大な敷地内にあるリゾートホテルである。
少し歴史を辿ると、安愚楽牧場があったところであり、Wikipedia上はもちろん、過去世間を賑わせた事件について、今でも色々と知ることができる。
ただ、その詳細をここに記すのは、このサイトの目的からズレてしまうため、割愛する。
今週は丸々休暇を取得しており、元々は社会人になりたての頃を回顧する旅サを予定していたのだが、急遽帰京が必要にならないとも限らないため、当初予定は泣く泣くキャンセルし、5年ぶりにこちらを訪問。
年度末であり、世相的にも色々な判断が求められるこの時期に、牧歌的な雪化粧、美味い肉、ほぼ貸し切りのサ活、の3点を求めて。
サウナは1つ、100度程度の低湿。
最初は少し発汗しにくいが、6人程度収容の2段で狭め、天井も低めなため、暫くすればピアノの音が流れ、ほぼ貸し切りのなか、集中して己に向き合うことができる。ちなみに、小名浜オーシャンのサ室を広さ半分にして、湿度を弱めたイメージ。
水風呂は1人用だが、那須の地下水を使用しており、水質の良さを感じられ、この季節は15度弱でしっかりと身体から熱が抜けていく。
風呂は内湯と、階段を下りたところにある露天で、いずれも温泉。ユーラシアや神戸ベイシェラトン濱泉のそれを濃くした感じで、茶色から緑色の間の色合いと、あまりキツさのない香りで、保温効果をしっかり実感できる。
内湯にある簡易な椅子か、露天スペース、ウッドデッキにあるラタンベンチで休憩ができる。眺望は並だが、空気は美味しい。
総じて、バランスの良いサ活をするのに適している。
安愚楽時代より安くなったとはいえ、繁忙期と週末は値段もそれなりで、子供連れも多い。一方、他の時期なら値頃感も高く、落ち着いて過ごせる穴場。
特に12月から3月までが、森の中という立地ならではの悩みとなる落葉や虫を避けることができ、水風呂と外気浴の楽しみも増し、オススメ。
色々あった場所で、移りゆく世相を照らし合わせつつ、自然、食事、サ活&温浴を通じた癒しを得たいときに、どうぞ^ ^
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