サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋
カプセルホテル - 大阪府 大阪市
カプセルホテル - 大阪府 大阪市
行ってきました大東洋。
夜のテレビが今ほど賑やかになるより以前。間に合せのドキュメンタリーストックや使用料の安い古映画ばかり流れていた頃の関西深夜番組枠。その中にサウナの代名詞として『大東洋』のCMは鎮座していた。
『サーウナといったら、だぁい、とう、よう♪』
つまり多感な時期に擦り込まれた呪いが、大東洋をサウナ総本山として崇高なものに仕立て上げた結果、魚んトトを畏れさせこれまで避けて通らされてきたわけで。
そのうえ、だいたいのサウナおすすめラインナップには必ず上位に来るほど多くの人が認める施設だし、相当な完成度で他の追従を許さないんだろう、と、そんな期待を貯めて望んだ初大東洋に、魚んトト、おもう…
『そんな頭ぬけてるわけでもねえな…』
UCCのネオンサインを眺めながらリクライニング椅子に体を預け、思い返す。
水風呂はシングルのつぼ湯から13度、20度、はては屋外に25度くらいのゆるいものまで用意しており充分。お風呂も、男湯ではめずらしく泡風呂に力を入れており、魚んトト好みのラインナップだった。
サウナについては、8時台、ロウリュの時間になると外からみて人形供養のごとくおっさんがひな壇にぞろり勢揃いする様に、ひいてしまい断念。
9時台のアウフグースは、もごもご喋る若者がスマホで音楽をかけながら、ヨタヨタとタオルをくるくると回すもので、あまり撹拌できているわけでもなく、もそれほど特筆することもなかったことから、アウフグースのほうは、まあ及第点といった印象。遅い時間だったので、ひょっとしたら疲労困憊だったのかもしれない。
その後カプセルでだらだらと過ごし、もう今日のロウリュも終わったな、と思いながら0時ころに本日のラストサウナに向かうと、追加のアウフグースを実施していた。
食堂のおっちゃんが軽妙な喋り口とともにタオルで仰ぐ。「わたしそんなうまくできないんですけど」と謙遜するが、先程の若者よりも断然ちゃんと撹拌できていて、風も送れていたし、なによりロウリュからアウフグース、暑さの段階をあげてゆくまでのストーリーができあがっていた。
アウフグースもいろいろあらあね。
不思議なのが、あれほど大勢の人がアウフグースを受けているのに、なぜかととのい椅子には余裕があって、毎回好きな椅子に座ることができた。脚数多いのか…?
アクエリアスとリアルゴールドのアクリを大ジョッキでいただく。
オロポより甘さがひかえめで、こちらのほうが好みかも…
あ、あと!ちゃんぽん!ちゃんぽんが絶品!
これは言っておかないといけない。
歩いた距離 1.5km
男
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