オクヤマ

2022.11.10

1回目の訪問

歩いてサウナ

唯一回数券を持っている最高のサウナについて

⬛︎街中で静かにととのえる唯一無二の施設
「あー、大阪市内でコスパ良く
静かにゆっくり ととのえるサウナないかな〜」
そんな欲張りサウナジャンキー達の悩みには脊髄反射で「あるごの湯!」と答える。

まずは立地。阪急梅田駅より電車で約6分、目の前には神崎川が流れ、開放的な雰囲気。この時点で外気浴への期待が高まる。

浴場内は清潔感もあり、平日の日中であれば、基本的にソロサウナーしかおらず、市内にいるのに人の話し声さえ聞こえない。目を瞑れば、聞こえてくるのは水の音だけ。ここって山の中だっけ?

そして、入館料は平日800円。安い。
14時までに入館の早割回数券(6500円/10枚綴り)を買えば、1回あたり650円でサウナを楽しめてしまう。これは流石にバグである。

⬛︎1度で4度美味しいあるごの湯
ここの"サウナ"と"外気浴"には、ぜひ体験してほしいタイミングがそれぞれ2つある。

先ずはサウナ。
湿度低めのカラッとした室内、温度は80度ちょっと、うちわで仰いでくれるロウリュサービス(この際のアロマオイルは、レモングラスが個人的に好き)。尖った特徴はない。しかし、このロウリュ後から定期清掃の時間までおよそ10分あるのだが、この10分間がこのサウナの2つ目の顔。

とにかく暑い、クソ暑い、なんだこれ。さっきまで穏やかに楽しんでいた男たちが、炎天下の甲子園球場で外野手としてスタンバイする高校球児のような顔付きに変わる。ロウリュと熱波サービスでぶん回した蒸気と、爽やかな香りが残った状態が味わえるゴールデンタイム。是非、ロウリュが終わった後のサウナ室内も、無理のない範囲で楽しんでほしい。

そして外気浴。
日中は広い空から太陽が差し込み、迫力のある大きな岩や竹、植物に囲まれて、日本庭園を思わせるキリッとした雰囲気。

しかし日没後は雰囲気が一変。足元や動線を柔らかく照らす照明がジワッと現れ幻想的な空間に。と同時に「えぇ!?そんなことも出来ちゃうんですか!?」と俺の中の民放深夜テレビショッピングハイテンションゲストも現れる。昼と夜でこんなにも印象が違うサウナは珍しい。公式の写真よりもっと暗く、インフィニティチェアエリアからはほとんど光が気にならない設計になっている。これが最高なんだよなぁ。

⬛︎要望
ここまで特に非の打ち所がない当施設。でも本当に、本当に少しだけ要望があるとしたら、サウナハット用のハンガーを作ってくれるとすごく嬉しい…

⬜︎総評
サイコー

  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 15.3℃
0
5

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