ととのエディター

2022.05.31

1回目の訪問

昨年発表されたパースを見た時から「絶対に行こう!」と決めていたサウナ。

霊峰立山が望める立山に美と健康をテーマとした複合施設「ヘルジアンウッド」がオープンしたのは2020年。発案者でオーナーは、前田薬品工業の社長・前田 大介 さん。田園風景の中に建ち並ぶ建築群は、建築家・隈研吾さんが手掛けたもの。
そこに、JAPAN SAUNA-BU ALLIANCEのカワちゃん ( 川田 直樹 )がプロデュースする「土の中の貸切サウナホテル」が完成したって言うんだから、行くっきゃない。
今回の旅の構想はここから始まった。

HIVE=「ミツバチの巣」という意味を持った六角形の半地下構造の建物。
たった1枚のビジュアルで心を鷲掴みにされちゃう、半分土の中に埋まった不思議なサウナホテル。
キッチン&ダイニング、シングルベッドルーム2部屋+ダブルベッドルーム1部屋。そして奥に進んで、更衣室を抜けると、見事な景色が広がっていた。
大きな水風呂の先には、六角形に切り抜かれた土、緑、空、山。水面には空が映り込んでいてまるでアートのようだった。

左右に趣向の異なるサウナ室が2部屋。1部屋は3段ベンチで5人ほど座れる90℃の高温サウナ。もう1部屋は80℃と優しめで、3人がゆったりと寝転ぶように入れる仕様。
どちらもタワー型ストーブが真ん中に鎮座し、窓から外の景色を眺めることができる。

この日は贅沢に瓶詰めの芳香蒸留水を使ってロウリュ。立山の大地で育てられたラベンダーの花穂のみから丁寧に抽出された天然アロマウォーターをストーブに注ぐと、ナチュラルな香りに全身が包み込まれた。

水風呂は、横幅サウナ室2つ分+αという大きなサイズ。ちょっとしたプールのようで、センターだけ深く掘り込まれている。まっすぐ真ん中に入っていけば、130㎝くらいの深さで全身すっぽり。
天然水掛け流しで水質もGOOD。水温は17℃前後か。ゆっくり浸かれてすごく気持ちよかった。

水風呂の先にある外気浴スペースにはチェアが4脚。座ってみると……それは虫の目線だった。
土に埋まった僕たちの目線から建物は消え、目の前には土、その上には青い空と雲が広がっていた。
六角形の巣の中で、わずかな風を感じながらまどろむ小さな蜂になってしまったのだ。

ととのエディターさんのThe Hive SAUNAのサ活写真
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