北こぶし知床 ホテル&リゾート
ホテル・旅館 - 北海道 斜里郡斜里町 宿泊者限定
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手つかずの自然に包まれる知床。その中心部に位置する「北こぶし知床 ホテル&リゾート」のサウナがとんでもないリニューアルを遂げた!
入った瞬間に息を呑む美しきサウナ室。
男女それぞれデザインが違うのですが、どちらも大きな窓があり、目の前にはオホーツク海の美しい水平線、そこに飛び交うカモメと行き交う船……世界遺産である知床の大自然の超絶景がパノラマで切り取られています。なに、これはポストカードなの?
しかも冬になれば、一面が流氷という驚きの景色が広がると言うのです。
そしてデザインがまた衝撃的。
まずは、木の洞窟をイメージして緩やかな曲線でうねりを描いた「UNEUNA(ウネウナ)」。
写真を見るだけですごさがわかると思いますが、実際に見ると本当に驚きます。
ただの曲線デザインではなく、壁面自体が立体的に「うねって」いるのです。このうねりは、アーティストリーという名古屋の特注家具会社の力によるもの。木材を3次元に加工できる5軸CNC、3DCADという最新デジタル技術により、人の手では加工するのが難しいウネウネの木材表現を実現しているのです。
もう一方のサウナは、ダイナミックな流氷をイメージして直線的なデザインを力強く表現した「KAKUUNA(カクウナ)」。
こちらもまた、壁や座面はもちろん、天井から床面まで隙なくデザインされていて、一瞬で心を掴まれる秀逸な空間。
ストーブまわりも素晴らしく、囲む壁面には六方石(溶岩が冷却し収縮する過程で六角形の縦方向の割れ目が生じてできた石材)が使用されていて、知床の切り立った岩肌が表現されています。
どちらのサウナ室もHARVIAの大きなストーブで、30分ごとにオートロウリュがあります。
ストーブの熱は緻密にコントロールされているそうで、ロウリュのタイミングに合わせてストーンが熱々になるよう設定されているとか。
サウナストーンも、地下30km以下の深部にあるマグマから生成されたものを使っているというこだわり。
さらに驚きなのが、座面の中に隠されたスピーカーから流れてくるBGM。サウンドアーティストが、知床の地で自ら収録したという環境音をベースに作ったドキュメンタルサウンドがそのまま音源に使用されているのです。
もはや宇宙すら感じるその音は、実は水中で流氷がぶつかる音が録音されたものだそう。真冬のサウナ室で、海に広がる流氷を眺めながらこの音が聴けたら、どんな気分になるんだろう。
とにかく衝撃と感動が大渋滞の知床サウナ。
次は絶対に流氷が広がる真冬の知床に。
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