湯乃泉 草加健康センター
温浴施設 - 埼玉県 草加市
スマッシングパンプキンズ-Today
共学なのに3年間男クラの根暗ヲタはヒットチャート以外の音楽を求めて、あるいはカッコつけて洋楽を聴くようになるもの。ご多分に漏れず私もそのひとりだった。当時グランジとかオルタナとか全く分かってなかったけれど、この曲のイントロアルペジオの後、ギターの爆音が鳴った瞬間、性欲発散とはまた違った恍惚にも似た感情が脳内に溢れて出てきたのをはっきりとくっきりと、齢40を越えた今も覚えている。この音はなんなんだ、うるさいけれど綺麗で、カッコよくて、もう涙が出そうになる。思えばこれが原点だったのか。轟音で美しいメロディ。後追いで聴いたNirvanaももちろん好きなんだけど、よりメランコリーで、轟音のスマパンが大好きだった。
サウナと関係ない、音楽大好きな40男の自慰トークは置いておいて、ある一つの空間を演出するのに音楽が想像以上の役割を果たす時がある。
SSKオーガナイズのサウナにも音楽がある。
よりジャジーな大人の空間を演出するのに一役買っているが、そもそもあの薄暗い灼熱の空間にテレビの雑多な情報や雑音は最早、要らないのだ。
目を閉じた時に妙に耳に残らないのもいい。これまで経験した時はジャズやピアノサザンやフュージョンがかかっていた。クラシック系よりかはこういうシンプルな音楽がマッチする。今後、スタッフの好みで色々変わっていくのも面白いなあって思う。
さすがに歌モノは・・・特に日本語は・・と身構えてしまうが、はっぴえんどとかの気怠い感じの、良い意味で耳に残らない歌なら意外に合うかもと。暁ロウリュに細野晴臣の、朝っぱらからハイセンスなオッサンの歌声とか、意外といいかも。
昨日は現場のBPさんで若いサウナーと21時半過ぎイン。早速３セット。
その後、初の静寂→暁を体験。静寂の一端はすでに１９時回で体験済みだったけれど、トータルサービスとして噂に違わぬ素晴らしい経験だった。
爆風だけで細かく4回。その後の灼熱を3回。最後はもう、よくわからなくなっていた。
静寂が終わった1時過ぎ、浴室入り口でSSKさんと居合わせる。いつもの感謝の意を伝えたかったので「今日も気持ちよかったです」と一言。
寒い外気の影響でサ室の温度にバラツキがあるらしく、今後、色々と施策を練っているとのお話を頂いた。探究心を失わないストイックなその姿勢にこそ、あのサウナ室の灼熱で恍惚すら覚える空間、凶暴なのに万民を受け入れる優しい空気・・・を創出し、皆の絶大な支持を集める理由があるのだろう。
半日以上の深夜滞在。
SKCサウナの奥深さを改めて知った1日だった。
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スマパンからマイブラ、シューゲイザーにハマった私にとっては思わずニヤリとするコメントです（笑）轟音フィードバック系はやはる外気浴中ですかね。
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