サ Duke@熱波師

2021.03.15

1回目の訪問

サウナ:10分 × 4
水風呂:1分 × 4
休憩:10分 × 4
合計:4セット

一言:〜絶対にととのってはいけないニューウイング〜

それは3セット目のテルマーレ改で起きた…
通常、セルフロウリュは一杯までというルールがあり、それに従って楽しんでいた一向。しかし、上段から何やら不穏な空気が…常連らしきおじさんが柄杓に手を伸ばすと、慣れた手つきで一気に3杯、急激な湿度の上昇に体感温度はヒートアップ。苦悶の表情が浮かぶ。
と、ここでサ室に流れる音楽がCorneliusのサウナ好きすぎにチェンジ。空気が変わる。途端に扉が開き、謎のタイ人スタッフが登場。おもむろに柄杓を取ったかと思いきや、突然のロウリュスタート!掛ける、掛ける、かける、カケル、カケル、KAKERU!計6回のロウリュ、一回までのハウスルールは完全に無視。突然の暴力、確変ロウリュ、地獄の上段、何が起きたか分からない。先程まで威勢の良かった常連のおじさんも目が泳ぐ。たじろぐ男たちをよそにスタッフはすぐに退室、かと思いきやアロマを持って再入場!アロマを補充してさらにダメ押しの追いロウリュ×3回!都合9回の熱波に襲われて全員退出。サ道のテーマと共に現れて嵐のように去っていったあのスタッフ、何者だったのだろうか…


サウナの刺客は終わらない。4セット目のテルマーレ改で再び事件が起きる。
今回も上段にセット、ロウリュはやはり一回ずつ。心地よい熱波をたのしんでいた…
と、そこに現れたのは10才前後?の体格のいい小太りの少年。サウナの熱に怯むこともなく、慣れて手つきでサウナマットを広げて下段に着席。着いて早々に柄杓を掴み、ロウリュを一杯、二杯、三杯…蒸気が上がるにつれて上段のおじさん達の表情が歪んでいくが、そんな事はお構いなしの少年はどんどんかけていく。唸るサウナストーブ、呻く中年男性、石と男の鳴き(泣き)声が交錯する。
そしてさんざんロウリュをした挙句に少年の放った一言

「全然熱くなんねぇじゃん…」

そのまま涼しい顔でそそくさと退出する少年、それを見つめる地獄の形相のおじさん4人。立ち登る蒸気はすぐには下段に届かない。理不尽極まりない熱波を叩き込まれた我々の顔は、さながら蝶野のビンタを食らった月亭方正。一体俺たちが何をしたっていうんだ…


しかし、死の淵に近づくほど生還した後の水風呂と外気浴は気持ちいい。ロウリュが理不尽な程、ととのいは深くなる。あんなに恨めしかったアイツらでも、ととのってしまえば感謝しか出てこない。彼らがいたからこそ、今はこんなにも幸せなのだ。
ありがとうタイ人、ありがとう小太り少年、
ありがとうニューウイング。

サ Duke@熱波師さんのスパ&カプセル ニューウイングのサ活写真

  • サウナ温度 73℃,96℃
  • 水風呂温度 18℃,16℃
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