ひばり湯
銭湯 - 神奈川県 鎌倉市
銭湯 - 神奈川県 鎌倉市
【ありがとう、心温まるひばり湯】
5年間の単身赴任生活を終え、地元関西へ戻ることとなった。
今日でひばり湯とも一旦お別れ。最後に37番の靴箱をGET出来てちょっぴり嬉しかった。
ここは、カラカラ高温昭和ストロングタイプの名物「ケツ焼き」ボナサウナを求めて集うサウナーも多い。
浴室からそのまま裸で入れて、かつ寝転ばない岩盤浴も結構な隠れファンがいると聞く。
秘密基地感のあるワクワク露天風呂を独り占めして悦に入る常連さんも見かける。
「炭酸泉は低温でもしっかり温まると言われており…」と書かれたそばの温度計は常時42〜43℃を示していて、もしや日本一熱いかも知れない稀有な炭酸泉湯。常連のお爺ちゃん達はその価値をどこまでわかって入っているだろう。
私はそれら以上にここの2階がお気に入りだ。
先ずは時間効率抜群の炭酸泉湯で短時間で体の芯まで温めたら、熱々ボナでじっくりと「ケツ」を焼く。Mっ気たっぷりな方は入って左奥の角っこに座るのをおすすめする。
その後は地下水と思われる何とも肌触りの良い水風呂でゆっくりと息を吹き返す。
浴室内サウナ室横の扉を開けると、直ぐ目の前に大人2人が入れる程の露天風呂と、その脇にはととのい処へ続く木製の階段がある。
一旦は露天風呂には目もくれず、手摺を支えにそこそこの急階段を一歩一歩登り、やっとの思いでこの場所に辿り着く。
私はここが好きだ。
天井近くに取り付けられた扇風機から送られてくる優しい風に身を委ねながら、訪れる度に増えていく「サウナ求道者の忘備録」ノートに目を通すのがルーティンだった。
”ととのっていない″書き込みも散見されるがそれはそれで微笑ましかった。
ただ一ついつも残念でならなかったのは、忘備録以外への落書き。壁や机、ましてや絵画にまで落書きするなど絶対にしてはいけないこと。
4月に入り、ある時からノートとペンが綺麗に無くなった。落書きが酷かった絵画も取り外された。
長らくノートとペンが占領していた1卓のガーデンテーブルは今や横に座った人の肘掛けに使われる程度か。
ノートをパラパラとめくる音も無くなり、訪問者は椅子に座りただじっとして心身を休める。だからかより静けさが増したようにも感じる。
今もこの部屋がととのい処であることは変わらない。
ひばり湯は店主の飾らない思いが随所に詰まった銭湯だ。そんな店主がどのような心情で2階から物を片付けたかを想像すると何だかとてもやりきれない気持ちになった。
そんな私はきっと、ひばり湯の心に惹かれてここを訪れていたのだろうと感じた。
これまで本当にありがとう。心を温めにまた来ます。
男
ゆたかさん、ありがとうございます🙇
いつも楽しくサ活投稿拝見してます、活動エリアも近しく親近感持ってました笑^ ^ ぜひに関西でもサ活投稿楽しみにしております😊単身赴任おつかれさまでございました
ありがとうございます!
お疲れさまです! 私も昨日は37番靴箱でした〜 これからも投稿楽しみにしております!
ありがとうございます!
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