香藤湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
休日も混んでないサウナは常にストックしておきたい。サイトをチェックして香藤湯に決める。完全に住宅街だが駅距離は10分以内。サウナ客はマジックテープのリストバンドを付けるたまに見かけるパターン。ポカリの500ml缶が売っている。結構珍しい。ボディーソープ類は番頭で注文。
・1セット目
2段がけ1段目のみ変則L字の台形型。天井が割と高めなボナ。温度計はないが88度くらい。湿度もあり居心地が良い。キレイ。明るい。木の匂いがする。こんなところを日曜日に独占なんて感動。砂時計2回転。休憩なしの連続3セットコースを決意。水風呂は1人用。ゆったり入れる23度くらい。お客がいないうえに常時給水状態。水質の良さを状況で理解、体感へと変換。時間は気にせず入り、即2セット目へ。
・2セット目
2段目で足を伸ばしてじっくり体を温める。ドアの外におっちゃんが立っている。すぐさまあぐらに切り替える。サ室は2人になるがそれでも広々。暗黙の了解で自然と2人とも足を伸ばし始める。と、ここで気付く。このおっちゃん、バンドをしていない!もしや無銭サウナーか?!久しぶりに見た。とは言え、つけ忘れているだけの可能性もゼロではない。少し試してみる。私は自分のバンドをいじりながら、マジックテープを付けたり剥がしたりしてみた。「あれ〜?」や「チッ(舌打ち)」などを織り交ぜ、赤いバンドを強調してみた。おっちゃんは大きく呼吸をしながら唸り声を上げている。罪悪感を消そうとしているように見えなくもない。更に誇張した行動を取ってみる。「このリストバンドなぁ。サウナだから赤なのかぁ??」小声で謎の台詞を吐く。何度も「ジャッ」と音を立て付けたり剥がしたりする。おっちゃんの行動が派手になる。直感だがこれは黒だ。私はハイになっていた。おっちゃんに話しかけてみる。
私:「初めて来たんですけど、常連さんですか?」(゚∀゚;)
おさん:「え?ああー、まぁ。ハハ。」(´Д`;)
私:「ここサウナ安いですよね。リストバンドつけるんですねぇ。有料のねぇ。」(゚;∀゚;)
おさん:「ああー、そうかも知れませんねー。へっ。」(υ´Д`;)
会話はなくなり、おっちゃんはサ室から去っていった。その後おっちゃんがサ室に入ることは無かった。2人きりのお客。もし自分の勘違いだったら?いやそもそもおっちゃんは何とも思っていないかも?常習だから?いろいろ頭が回ったせいか、3セット後は盛大に飛ぶことができた。
日曜日の空いているサウナはいろんな奴から狙われている。私もここを新たにストックに入れる。銭湯アプリのスタンプデザインがちょっと変わってて、なんか特した気分になった。
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