カプセルホテル&サウナ 池袋プラザ
カプセルホテル - 東京都 豊島区
カプセルホテル - 東京都 豊島区
仕事終わりの18時。日本間で完全燃焼したい欲求が突然やってくる。新宿区住まいの私にとって、それを超高確率で満たしてくれるのはここだけ。晩飯も食わずに池袋プラザへ向かう。
・サウナ前
浴室に入ると左手前から「遠赤外線低温」「高温ドライ」と並んでいる。その向かいには小上がり気味の細長水風呂。奥になぜか岩盤浴が2つ。水風呂の隣には「炭酸カルシウム温泉」なる風呂があり、かなり年季の入った装置から湯がジャブジャブ出ている。これがやたら気持ち良い。。。。これから始まる地味な地獄を前に、しばしの極楽を味わう。
・サ室
8人用2段がけL字。焦茶色の木枠にピンクの壁。ハッキリしない明るさの照明。古民家の日本間だ。初めて来た時、「四谷怪談」と思った。ストーブのあるところなんて完全に何か出てきそうな雰囲気。しかもやたら熱い。肌がひりつく。温度計は98度だが、設置されている位置が妙に低い。2段目に座ると頭よりやや下の位置。ストーブ真隣りの熱さはサウナ錦糸町に匹敵する。1人いた先客は苦しみながら(もしくは快感のあまり)唸り声を上げる。通気口があるL字の曲がり角であぐらをかく。熱い。背中が付けられない。何も考えられない。先客が退室する。秒針を目で追う。頭から汗が流れる。顔を伝ってふくらはぎに垂れる。針が100度を通過。10分経過で退室。炭酸カルシム温泉で体を流し水風呂へ。
・水風呂
水はかなりきれい。温度計は20度。体感17度。バイブラなし深部に水流あり。足先を水面から出して丁度良く体がはまる。何も考えられない。ただただ快感。これもサ室のお膳立てがあってのもの。誰も来なかったが1分ほどで脱衣所へ向かう。
・脱衣所
体を拭き館内着を着る。扇風機をつける。弱でもかなりの強風が吹き荒れる。扇風機の当たり過ぎは顔面神経痛になるので注意する。コールマンのインフィニティーチェアーに寝る。
程なくして天井が永久に近づいてくる。エアコン、扇風機、換気扇、自販機などなど。一定のリズムで重なりループする機械音を脳内で16ビートに乗せる。そろそろいつものMCが登場.....と、ここで気付く。「自然治癒力測定マシーン」が撤去されている!ショックだった。私はあのマシーンが大好きだった。キマッた状態で聴く女性のアナウンス。「あなたの、元気度、自然治癒力を、測定してみませんかぁ?⤴️」どこか狂気じみた声とテンションが堪らなくイルだった。一回も測ったことはないが、本当に残念でならない。機械が寿命だったのだろうか。
3セットやり完全燃焼した。しかし覚醒し過ぎてしまった。全く眠気が来ない。
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