大黒湯
銭湯 - 東京都 渋谷区
銭湯 - 東京都 渋谷区
北千住、押上、代々木上原、大塚仲町、新中野、他大黒湯と名のつく銭湯は数あれど(北千住のキングオブ銭湯は閉業)その中でもひときわ異彩を放つのが代々木上原徒歩4分のマンション銭湯、大黒湯。
敷地内のアーケードには洗濯機、乾燥機、昭和のスターのサイン(加山雄三や具志堅用高、アグネスチャン、他字が霞んで誰のものかわからない物も)、ポスター、注意書き、昭和の映画ポスター、ブロマイド等が混在する。そこだけ昭和に取り残されたような不思議な空間。これぞカオス。ノスタルジーな雰囲気が好奇心を掻き立てる。
アーケード同様店内もカオス。王貞治の写真にサイン、浮世絵、番付表、日本人形、彫り物、中曽根首相までの歴代総理大臣一覧、腹筋ワンダーコア等がそこここに雑多に並ぶ。ロッカーからも昭和な香り。
そして浴室へ。以前流れていた昭和歌謡は流れていなかったがこれまた不思議な空間。脱衣所の正面にはアルプス⁉︎のモザイクタイル。男女のしきりには京都の眺望を描いた絵つけタイル。赤にライトアップされたバイブラの温浴。うたせ水もある水風呂には青の光が揺らめく。隣の小部屋の扉を開ければミストサウナ&電気風呂。天然の地下水が気持ちいい。
浴室からサウナ室へはマットが敷かれている。更衣室横のサウナ利用者休憩スペースには年季の入った大きなリクライニングチェアが4脚、木製の椅子、マッサージチェア。また置き物、サイン、格闘技のチケット、ぶら下がり健康器錆び付いた鉄アレイ等ここでも昭和レトロを味わえる。
サウナ室はがサウナヒーターが設置された奥と増設されたであろう手前とで14,5人入れそうな作り。温度は手前が75℃。奥が85℃。時間帯的に出入りも多いからか温度は低めだった。常連さんは各々漫画やら小説やらを持ち込んでゆっくり入っている。座席に敷いてあるサウナマットは汗で濡れている率高めなので、サウナマットを持参するのが良さそう。
水風呂はサウナを出て2歩で入れる動線が素晴らしい。こちらも浴室同様天然の地下水。18℃ほどではあるが緑にライトアップされた片側はバイブラあり。打たせ水で頭から水を浴びれる。
休憩はサウナスペース出てすぐの休憩スペースで。ノスタルジックな昭和レトロを感じながらととのった。
男
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