鶴の湯
銭湯 - 宮城県 仙台市
銭湯 - 宮城県 仙台市
令和3年2月現在、仙台の現役銭湯4件の内 サウナがある施設が3店、
更に水風呂があるのが1店と、減ることはあっても増えることのない厳しい
現況に、風情のある地域の交流の場として存在した「銭湯(サウナ)」が
姿を消しつつあるのは、銭湯で育った世代として なんとも寂しい限り。
訪れたのは長町地区のまちなか銭湯「鶴の湯」 仙台型とも言える
コイラン併設型のビル内型タイプで、ブラックシリカと日曜の薬湯
推しの圧を感じながら2F券売機から番台へと進み 更衣スペースへ
以前ある企画で県内の温泉(銭湯)を取材した時に来た以来
約5年ぶりの再訪なんで、微かな記憶を辿り辿り浴場に入ると
「あらっ!? こんな ちっちゃかったっけか???」^^;
なんか温泉地にある お手軽日帰り入浴施設よりもまだ小さい印象。
普段レジャー施設みたいな大型のスー銭に慣れちゃってたりしたんで、
余計そう感じるのかもしれないね。
で肝心のサウナはスチームサウナで、これまた5人も入れば一杯の
小部屋みたいのが申し訳なさそうに隅っこにポツネンとあるんだけど、
この可愛らしいルックスに騙されてはいけない!
入り口にあるボタンを押してインすれば程なく足元、中段からもうもうと
スチームが立ち込め、あっ という間に視界が奪われる、それはもう自分の
手の平さえ見えない程に充満する悶絶アウシュビッツ的 悪魔仕様!w
しかも その吹き出しが直接体にあたる為、「背中がアジジジ!
ふくらはぎがアジジジ! キャン〇〇ブクロがアジジジジ!!」www
ところが壁面にはその熱が伝わらないので(塗り壁なもんで)正式に言うと、
「アジジ、冷た、アジジ、冷た」と自分でも書いててワケわかんない状態!
かの地獄ロウリュウを彷彿させるスチームの応酬が3分間に
渡って続くもんだから、さながら1人阿鼻叫喚てな感じでして、
(もー ムキになって頭上でタオル グルグル回してましたよ!w)
「万人向けのサウナが生ぬるいとお嘆きの貴兄に」
銭湯サウナ、スチームサウナとナメてたら面食らいまっせー!
皆様も是非、むせ返る程の“暴君”に会いに行ってみては? (^^♪
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