洞爺湖万世閣 ホテルレイクサイドテラス
ホテル・旅館 - 北海道 虻田郡洞爺湖町
ホテル・旅館 - 北海道 虻田郡洞爺湖町
2泊3日の北海道旅行。白銀荘やプラトー、北海道サウナが気になりつつ、ガラス張りのサウナと洞爺湖ビューのインフィニティ露天風呂に一目惚れし、2泊とも洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラスに宿泊。3日合計6サウナ18セット、贅沢旅でした。
【月の湯】
・入ってすぐ感じたのは、内風呂が広い。通路も広々で余裕を感じる。
・サウナは入る前から香りの良さが漂う。まるでパン屋。
・席は4段。左右非対称がスタイリッシュ。
・と思いきや実は5段?右奥の方が天井に近く感じる。
・香りのもとは恐らく木。最上段は角席のため左右双方の壁、そして天井まで嗅げるのが◎
・席から臨むは一面ガラス張りの先の水風呂、そしてその先の庭園。美しい。
・ガラス張りということは、外からサウナ室が見えるということ。露天風呂に浸かりながら、明るく照らされたカプリ島ブルーの水風呂と、薄暗いなかに間接照明で幾筋の光が浮かぶサウナ室を眺めていると、そこに何度も戻りたくなる。
・90度とは思えないマイルドさ。オートロウリュでもあまり体感温度・湿度が変わらないのは、物足りないと捉えられる節もあるが、この洗練された空間に長くいられるということで嬉しい。
【星の湯】
・横に長く、最奥にサウナ室と水風呂。
・シンプル、小ぢんまりながら、体感温度・湿度は月の湯より遥かに上。
・セルフロウリュは音が独特。「シャァー」ではなく「シャン」。つまり即効性が高い。
・露天風呂の眺望がこの上ない。眼前には洞爺湖が広がり、遮るものは何もない。生きててよかったと感じられる。
2泊3日のサウナは日毎に趣が異なる。
感動と興奮がおさまらない初日、慣れてサウナに向き合える2日目、別れの悲哀に直面する3日目。
こう整理すると必然だったと気付くが、ととのいが訪れたのは2日目だった。夕食前の月の湯、4セット目の休憩中のこと。背中の全域が円に包まれ、中心から円周に向かって鼓動の度に波が広がっていくイメージ。特徴的なのは肩を経由して両手首まで拡張されたこと。体育座りで両手を膝の前で組んでいたからだろう。これは初めての体験だった。
所謂マナー違反、お喋りや汗を流さず水風呂直行等の行為は、少なからず散見された。
大規模施設であるが故、団体客の方や、サウナ目的でない方も大勢おり、ある程度はやむを得ないと見るべきだろう。あまりイライラすると、この施設の素晴らしさを存分に味わえないという非常にもったいない事態になりかねないので、自分の当たり前は必ずしも世間の当たりではない、という当たり前の事実に立ち返り、気にしないのが吉。
長くなりましたが極上の時間でした。もうまたいきたい!
男
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