【閉店】ウェルビー名駅
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
カプセルホテル - 愛知県 名古屋市
仕事のストレス、滅多にない出張でサウナに入れなかったフラストレーション、この淀んだ思考を消化すべく、ウェルビーへ。向かう途中、サ道のOPを聞きながら気分を高める。
体を清め、湯船で体を温める。まずは遠赤サウナ。テレビの音声が誰もいない室内で響いている。待ちわびていた今の自分にはあまりに勿体ない空間であった。高揚感に包まれるが、まだ早い。気持ちを落ち着かせ、二段目に座り目を閉じる。室内の全ての熱が自分に集中しているようで、一気に熱く感じる。汗が止まらない。頭の中では先行して水風呂に入るイメトレをしていた。
水風呂は相変わらず引き締まった冷たさ。足を伸ばし、全身を浸ける。あまりの気持ちよさに思わず声が漏れる。最後に打たせ水で頭から水を被り、いざ至福の時へ。
身体を拭き、バスローブを身に着け、休憩。水を絞ったタオルを顔に乗せて仰向けに。いつものように鼓動を感じる瞬間、脳天の少し前の方から何かを感じる。それが頭の中全体に一気に広がっていく。初めて1セット目でととのっていた。待ち望んだサウナ。冷たいタオルで視界を遮り、ふわふわのバスローブに包まれながら横になる。ととのわないはずがなかった。あまりに気持ちよくて、しばらく動けないほどであった。
2セット目、3セット目を終え、館内着に着替えて大休憩。最近知った【マグ万平の のちほどサウナで】を聞きながら、サ道を読む。五感全てをサウナで染める。最後にもう1セット、森のサウナで追い飯ならぬ追いサウナを済ませ、ウェルビーを後にする。外は涼しい風が吹いていた。
頭の中にはもう、淀みは無い。きっと汗と一緒に排水溝へ流れていったのだろう。
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