ゆパウザひばり
銭湯 - 東京都 西東京市
銭湯 - 東京都 西東京市
パウった。なかなかにもやもや、ちょっといらいら、吐こうと思えばいくらでも吐けそうな愚痴と溜息。そんな嫌なもん吹っ飛ばしてパウらせてくれるよ!
真面目な話こんなトーンで書くようなご機嫌な(ラリった)テンションでゆパウザさんに来たわけじゃない。澱んだ気持ちだったから、あの気持ちいい地下100mからの井戸水かけ流し水風呂や素敵な露天で安らぎたいな、という救いを求めるどんよりしょんぼりなトーンだった。
でも失念していた。ゆパウザさんのサウナがばちくそ熱いことを。いや、確かに熱かったとは思うけど、こんな熱かったっけか。入るや否や思わず目を細め顔を背ける、くぁっと強烈な熱。苦行のような激熱ケツ焼きマット。ストーブ前上段なんてもう、熱くて思考なんか止まる。ストーブから離れたらマシかと思うけど部屋の奥でも大して変わらず。TVのドラマでいかに若い子たちが泣こうが叫ぼうが、この熱さの中では景色にすらノイズにすらならない。無。
ここからのあの水風呂と外気浴。パウりました。
ところで、パウザってどういう意味なんだろうと調べたら、東京銭湯の記事で下記のように。
斬新な屋号の由来は「2000年に店を建て替えるまでは “桐の湯” だったんです。でも、建て替えてモダンな造りになるのに昔ながらの屋号はどうかな、と。妻とさんざん悩んだ結果、楽譜に使う休符の “パウザ” という言葉を取り入れることにしました」とご主人の広野輝夫さん。なるほど「湯で休息」の意味が込められているのだ。
優しく穏やかな素敵な願いが込められた名前だったんだな。ラリって吹っ飛んでパウパウ言ってすみませんでした。またお世話になります。
男
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