立川湯屋敷 梅の湯
銭湯 - 東京都 立川市
銭湯 - 東京都 立川市
銭湯って一軒一軒カラーがあるけど、それが個性ある魅力となって世界観を作り、そしてお客さんが来る理由にもなるんだなと、久しぶりにお伺いして改めて実感した。以前ご主人に伺ったゆっくりしていってもらうことを大事にしてるというお話。えげつない数の漫画もフィギュアも飲食も二階のゲームも。喜んでもらって来てもらう、そんな生々しい、打てば響く、打たねば響かぬ商売の代表格が銭湯。なぜか外にはバスケゴール。
夕方の中央線は満員。立川は人で溢れてる。以前はこれが当たり前だったのに、世の中は自分の都合など構わず勝手に流れてゆく。以前イベントでお邪魔して以来やっと。北口の車通りの多い通りの狭間の路地に佇む銭湯。明るい入口に次々と人が吸い込まれてく。
富士山の青い下駄箱にいきなり特別感。サインたくさんあるし漫画にフィギュアにおもちゃ箱みたい。遊びにきたよ!ってきっと言ってほしい思いで作られてるのかな。券売機ボタンめちゃ多い。アメニティも飲食も。こんなにあると大変そう。入浴+サウナだとタオルはつかない。今日は奥さまがおられ、お淑やかでやさしく接してくださり安心。
今日の男湯は一階。週替わり。前回は二階だったからこれで両方知れて嬉しい。コンパクトな脱衣所は鮮やかな青に梅の家紋のついたロッカー。サウナの人は少し広めの。あと、たしか使いにくい下段の人にはその代わりコンセントがついてたはず。
浴場に入ると二階とはまた印象が違う気がする。二階より少しこじんまりかな。湯煙で視界いっぱい。おお、窓に青龍白虎朱雀玄武の絵。そしてお客さんの体にも様々な和彫り。さすが立川、なんかイキがいい。カランの上にすっぽりはまる桶もかわいいし。
湯船はジェット類わんさかあってそのとかほしい刺激を選べる。自分の好きな足裏ふくらはぎのもある。熱過ぎずじっくり浸かれる。電気風呂も強過ぎず絶妙。そして、露天に岩風呂も。初めは若い人たちが六人びっしり縁埋め尽くして盛り上がってたけどいなくなった。露天の温度はかなりやさしい。上からくるこの季節の冷たい風で頭を冷やしながら、出たくなくなる。浅めのとこは横たわれる。
#サウナ
一階は遠赤外線のコンフォートサウナ。ちなみに二階がオートロウリュありのロッキー。コンフォートも居心地の良さだけでなくしっかりびっしり汗かける太めな熱。86度表示。三段で12人は入る。TV有。
#水風呂
サウナ出てすぐ。広め深め。水温はかなりマイルドで23度。まろーん。目の前で初めての水風呂っぽい若い子がふーふー言いながら頑張ってる。羽衣ぽよーん。
#休憩スペース
露天に椅子五つ。ここやばい。風気持ちいい。暗いからこのまま陰に溶けそう。
男
>打てば響く、打たねば響かぬ商売の代表格が銭湯… 納得です。まっ裸なだけに^ ^お客さんとの距離感は近くなる。つむぐさんの様に施設のあり様をそのまま受け取めてくれる客がいたら、施設も嬉しいでしょうね。😆
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