Hiro♨︎

2024.09.04

1回目の訪問

私の知る限り三鷹市内の銭湯は3軒ですが、実は1軒だけが未到なのです。だって遠いんだもん。駅近サウナーとしては中央線の車窓から南の空を眺めて涙を拭うしかなかったのです。

それが! それがですよ、本日仕事で出向いた関係先がな〜んとすぐ近所!というわけで気もそぞろに仕事を片付けて向かったのは千代乃湯であります。

住宅街に突如として大きな建物が現れました。まるでスパ銭ですが脱衣所の暖簾をくぐるとホッとする町銭湯の風景が広がっていました。湯船に浸かる常連と思しき皆さんはシルバー世代中心。早速身を清めてサ室のドアを開けると…おお、広い! 

床はアウフグースで大技を繰り出せそうな広さ。その向こうは10名は座れそうな2段ベンチです。上段で蒸され始めると、あぁこれ!身体が喜んで発汗するベストセッティング! 温度と湿度のバランスが理想的です。通気口に挟んだ香り袋の効果なのか森の香りまでします。くうぅぅギモヂイイ。。。

サ室隣の水風呂は定員3名ほど。お尻をつくと溺れる深さです。そしてなんと言っても極上の水質! 先代の店主さんが手掘りした井戸の掛け流しだそうですが、名水で知られる境南浴場、アサヒトレンドと1:2:√3の直角三角形を成す位置なので同じ水系なんでしょうね。

露天スペースに出て度肝を抜かれました。露天風呂の向こうに擬宝珠を載せた赤い欄干の橋が架かってるじゃないですか‼︎ 幻覚? まぼろし〜⁉︎ ついにお迎えが来た?

何度も目をこすりましたが現実の風景です。澄んだ池に架かる橋を渡るとそこにはベンチや椅子が並んでいました。ベンチに座ると微かな風まで。あぁ……やっぱりここは…極楽浄土に違いありません。

白眼半眼で陶然と見上げると蔓草が緑の屋根となったパーゴラからそら豆みたいな鞘ががいくつもぶら下がってるじゃないですか。ぐふふ茹でて塩をふってビールをぐいっと……よだれ口で夢うつつのまま…とと…のっ…たぁ。。。

帰りにご主人に聞いたらそら豆じゃなくて藤なんだそうです。ん? ということは藤の花の時期って絶景じゃないですか!

また来ます。

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