京都桂温泉 仁左衛門の湯
温浴施設 - 京都府 京都市
温浴施設 - 京都府 京都市
34連勤の肉体労働欲張りセットに私の身体は労働対価としてサウナを要求した。安い身体である。
今日はここ、京都は桂にある仁左衛門の湯へやってきた。古ぼけた外観は危険な雰囲気を醸している。
浴場は二階にあり、日替わり浴場になる。
入場するとどうしたことだろうか、湯気で前が見えないのだ。視界1mの濃霧といったところか。露天へ向かう道すがら、塩サウナなるものを発見した。
中へ入ると中心に塩の入った盃があり、それを囲むように男たちは座る。まるで合戦中の兵糧だろうか、飯を掴むように塩を掴み、身体へ塗るのだ。なるほど所々が塩で滲みる我が身体は合戦で傷を負ったのだ。塩と、フィンランド式のような温度と、水道よりとめどなく流れる温水の湿度で癒さなければならないのだ。
露天風呂に入ると、ここの泉質はやたら滑りを帯び、塩サウナの玉子肌と触れ合うと、あの時を思い出してやまない。
なんと私は入り口付近にあるサウナを見逃していた。慌てて入室するとドライで、薄暗く、良いサウナである。リアス式海岸のような形をした室内は、どうにも夏の予感がする。このサウナがガツン、とくるのもそういったところが起因するのだろう。
冷泉の水風呂で身を引き締め、外気浴をしながら露天風呂を見ると、若年層が群れを成しているのがわかる。二段目の露天風呂には常に大人数がところせましと入っているのだ。
内湯に入ると、薄ぼんやりとした中で男たちが群れている様が浮かび上がっては消えていく。
どうにも妖しい光景だ。色々な事象が科学で解明されている昨今ではあるが、さて、ここのことも是非とも解明して頂きたいものだ。私に結果を話す必要はないが。
ウホッ///たまらんサウナやなぁ♥
全ては霧の中なので...... 気付かれないことでしょうね❤️
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