地図からサウナが探せる！

黒湯の温泉ゆ〜シティー蒲田

銭湯 - 東京都大田区

デューク

2022.09.14

1回目の訪問

ゆ〜シティー蒲田は火曜が定休日なので昨日はサウナのない改正湯へ。
銭湯巡礼大田区第48番　改正湯
サウナがあれば間違いなくホームサウナの一角を担ったであろう。改装して間もない(平成23年改装)綺麗な脱衣所、癖のある仕掛けは100円リターン式のロッカーから始まる。まず扉の裏にコインを入れる方式に驚かされ、カラン席のシャワーが膝元のボタンを押している間しかお湯が出てこないことに驚く。最後は立ちシャワーの蛇口とシャワーの切替がボタン式であることに驚く。

さらに、毛染め専用カラン席があることに驚き、黒湯炭酸泉があることに驚き、サウナがないのに黒湯水風呂があることに驚く。黒湯炭酸泉に入りながら、水槽の中を泳いでいる金魚を見て、昔はウチでも金魚を飼っていたなぁと昔を懐かしむ。立派な富士山のタイル画が昭和4年創業の歴史ある銭湯であることを感じさせる。体育座りをしないと入れない小さな黒湯水風呂の温度計は34℃を指しているが、なめらかでひんやり感を感じられる実測値29.1℃。これはいい！

銭湯巡礼大田区第49番　ゆ〜シティー蒲田
水曜の18時40分、呑川に架かる橋からビルの屋上にオレンジ色に輝く「ゆ」の文字が目に入る。あれか。入るとカラオケの歌声が漏れ聴こえてくる。回数券を使うと単品サウナ350円になって高くつくので、回数券を使わずに780円のサウナセットで入る。下駄箱の鍵を渡して大小タオル入の手提げバッグとサウナ利用者の証となる手首リングを受け取る。フロント前の冷蔵庫に350缶ポカリがある。

体を清めてから動線を確認する。サ室入口横に水風呂、露天黒湯風呂脇に2人掛けベンチか。黒湯に入ってから水風呂で水通しをする。冷たい！温度計は15.5℃くらいを指しているが・・。測ってみると13.9℃。今まで巡ってきた銭湯の中でダントツで冷たいぞ！

サ室はくの字型片側2段の定員6人。1セット目は貸切だったが、徐々に人が増えていき20時過ぎにはサウナ利用者は8人程になっていた。5人入で遠慮して入って来ないことが2度ほど。待ちが発生していた。サ室内温度計は110℃、扉外側の温度計は82℃を指している。外側の温度計の方が体感に近いか。1セット目から10分以上入らないと満足できない低温熟成タイプだ。サ室内にはマットが敷いていないのでレンタルタオルを敷く。

低温熟成タイプの場合、水風呂は18℃くらいがちょうどいいのだが、ここの水風呂はおそらく大田区銭湯一(たかの湯を除く)。ぬるめの水風呂に慣れきっていた私にはちょっと冷たすぎて1分も入ると手足が痺れてくる。

冷たすぎる水風呂のおかげで不思議な感覚を味わうことができた。こういうのもいいな