サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ
カプセルホテル - 京都府 京都市
カプセルホテル - 京都府 京都市
すったもんだあって友人と「そうだ、京都へ行こう」となったのが先週の話。お互いのスケジュールの都合で、僕だけひと足先に京都入りすることになったので、ここにサウナチャンスが出現。なるべく混み合わない時間を狙うべく、わざわざ夜行バスで京都入りして早朝のルーマプラザを攻めた。
今回がサウナーとして覚醒してから初の京都訪問なのだが、ルーマの場所を地図で知ってびっくり。入口も八坂神社の前の「ザ・京都」な街の中に紛れ込んでいて、サウナーじゃなかったらこんなところに良質なサウナがあるなんて絶対に気付かない……っていうのは、もともとがアンダーグラウンドなサウナ界においては別にここだけの話じゃないけれど。
施設はリニューアル後ということもあって、どこもきれいになっていて快適そのもの。脱衣所から浴室、サウナ室や水風呂の動線も全体的に洗練されているし、欲しいところにタオルが設置されていたり、浴室エリア内にも自販機やお手洗いがあったりと、細部にまで気が利いていて、不満を感じるところは一切なかった。施設の使いやすさという観点からは、僕の知ってる中ではルーマプラザがダントツである。
サウナ室も充実。メインのサウナは20分おきのオートロウリュが強力で、室温表示以上のツヨさがある。上階のフィンランドサウナはロウリュの水量次第だが、メインサウナとは違った穏やかさがある。
水風呂も温度差が設けられていて、特に上階の露天スペースに2種類の水風呂が並んでいるのは、冷冷交代もできるし、天候や体調によって冷たさを選択できるという意味合いもあるのだろう。とにかく気が利いている。
また上階にはインフィニティエリアもあり、その脇にはご丁寧に身体を包むためのバスタオルまで完備。物価高騰でリネン類の使用を制限する流れにありながら、この手厚さはありがたすぎる。
東京にもこういうサウナはあるはずなんだけど、全体的にゆとりと落ち着きを感じるのは、早朝の時間帯のせいなのか、あるいは京都という土地の持つ力なのか。いずれにせよ、ルーマプラザは総合力の高さで僕のことを虜にしたのは間違いない。
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