のざらし

2024.01.04

5回目の訪問

世間では今日から一応平日ということになっているが、今年はお正月休みが長めに繋がっている人もそこそこいるのではなかろうか。かく言う僕も、先週に引き続いて今週も友人と新小岩集合でゴルフへ。荷物は友人に預かってもらって、身軽な状態でニューウイングに前泊。これぞお正月、という贅沢なプランである。

いつもはニューウイングに来ると、3種のサ室に胸が躍ってつい貧乏性を発動してしまい、どうしてもセット数がかさんでしまう。しかし今回の主目的は翌日のゴルフの前泊なので、ハードなサウニングは避けようというなけなしの理性が僕にブレーキをかけた。3つのサ室を全て満遍なく味わおうと思うからうまくいかないわけで、今回はその3つのうちのマイフェイバリット、ボナ特化型で挑むことにした。

サ室の中に入ると、あの独特の香りと高湿の熱気に包まれる。そういえば前回訪問時にはドアの修繕がどうのこうの…みたいな話があったのを思い出しては、フェイバリットなどと言っておきながら、ニューウイング自体だいぶご無沙汰になっていることを思い出す。錦糸町遠いもんね、と誰にするわけでも無く言い訳をして、あのねっとりした空気を存分に味わった。
外気浴はないけれど、寒い冬はむしろ室内浴の方が安定して休めたりするからそれはそれでよしとする。個人的には「風の滝」の下がいちばんいい。

そしてサウナ泊の何が良いかって、いちばんは整ったそのまま寝れることである。カプセルの寝心地もそこそこ良くて、そのまま夢の世界へGOである。ゴルフの前夜は緊張や楽しみで眠れないこともままあるけれども、サウナはそういう邪念も取り除いてくれるからありがたい。

朝、ニューウイングを出て向かった錦糸町の駅は、平日の趣を取り戻しつつある一方で、どこかお正月の香りが抜けきっていない。そういえばニューウイングに集う客も、正月休みが終わってしまった悲哀を帯びたビジネスマンのような人たちと、僕のような浮かれ気分続行の人間が同居していたように思える。異なる背景を持つ人たちが、熱気を浴びて汗を流すという同じ目的のために集うサウナとは、なんとも不思議な空間だと改めて感じた。

  • サウナ温度 103℃,60℃,96℃
  • 水風呂温度 20℃,17℃
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