上越泉
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
2年前から行こう行こうと思っていてようやく訪問できたー!
おばちゃんにサウナと告げると一時間150円の旨を教えてもらう。もう150円足して長く入ると言うとタオルセットをさらっと二組貸してくれた。こういう心遣いにぐっとくる。一時間以上でも結局は760円タオルセット付きなのだから、十二分だ。
男性サウナ室、遠赤ストーブ一基でキャパは4人。けど、1人1人はゆったり座れる。壁の木材の経年劣化具合がめちゃいい感じ。趣ある。サウナ室の匂いも年季が入ってて岐阜のガントとか、岡山ハリウッドとか瞬時に思い出す。
テレビも窓もなく、薄暗い感じで禊をする部屋みたいな雰囲気。好き。BGMはAMラジオ。そのチョイスもたまらない。
温度は100℃を頑張って指してるけど、だいぶマイルド。カラカラは仕方ないね。
水風呂、蛇口掛け流してる。気前いいじゃないか。それだけでフレッシュさと肌に触る感触、鼻をぬける匂いも違う。
独壇場を楽しんでいたら、3セット目でやべえオヤジが出現。遠赤ストーブに水をかけるという暴挙を働く。タオルを背中に掛けて足を組むという、試合後のボクサーみたいな格好でじっとしてる。汗を落とさないようにしてるのか?マナーがよいのか悪いのかわからんくて面白い。
様子を伺っていたその刹那、オヤジがおもむろにストーブに向かってアウフグース!これには思わず吹き出してしまった。
結構バサバサやってたからコンディションが良くなったのは喜んでよいのか微妙なとこだがオモロかったからよしとしよう。
帰りがけおばちゃん150円返してくれた。一時間ちょうどくらいだったからって。そういうの(把握されてるみたいでとか)嫌がる人もいるだろうけど、俺は嬉しい。銭湯はサウナ施設とは違う。水風呂、もしかして地下水?って聞いたら「うーん、わからない..そうなの?」っていうやり取りも面白かった。
杉並から中野にかけての環七の東側はちょっと独特の雰囲気なんだけど、その雰囲気が全面に出つつもハートフルなおばちゃんのギャップがよい。
また来るよ。
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