境南浴場
銭湯 - 東京都 武蔵野市
銭湯 - 東京都 武蔵野市
何をもってしてホームサウナと呼ぶのか。通える場所なのか、ただいまと思える場所なのか。後者であれば間違いなく、ここ境南浴場は私にとってホームサウナになるだろう。
男性サウナの不調から始まり長きにわたる休業から待っていた、リニューアルオープン日。
この場所は変わってほしくなかったので(いうても1年近くしか通ってないけど笑)ちょっとドキドキしながら入って思ったこと。
「新しいけど新しくなかったーー!」(トトロにおけるさつきとメイのテンションで)もちろん、いろんなところが新しくなってるし新しい匂いがする。でも大幅ない配置も変わってないし看板を始め浴室も変わってないところがたくさんあってホッとした。
境南浴場に快適なんて求めてない。例えば、サウナマットが置いてあったり、サウナ室に12分計がついたり、Refaのシャワーヘッドになっていたり、脱衣所に綿棒がおいてあったり、ドライヤーの風力が強くなっていたり。そんなことはここには必要ない。それがなくても得られる幸福や満足が必ずあると思っているから。
新しくなる新鮮さと変わらない安心感と。どちらも人間には必要。今日だって、境南浴場はまた歴史を刻み始めたけど、ロック界のレジェンドの人生の終わりを知ったりもして。どちらも良さがあるようにどちらにも遭遇するのが人生だ。始まれば、必ず終わるのだ。
もちろん、いろんなサウナ施設を巡り、快適の心地よさも充分味わっている。どっちが良いか悪いか、ではない。自分にとってどっちが必要かだ。マジョリティの意見を汲んでいくことの大切さも必ず、ある。ただ私はマイノリティであれど、自分を信じたい。自分の好きを、信じている。それが私だと胸を張れる好きがあれば、もうそれでいいじゃないか。
変わらないことの必要さに気づけたとき、それは確実に変わっていけている証拠なんだと思う。この境南浴場のリニューアルに、私は人生を重ねた。
これできっといいしこのままで間違っていない。自分の好きに正直であれ。
ここは、きっと、間違いなく、私のホームなのだから。
リニューアルオープンおめでとうございます。本当に心地良すぎた3セット2時間、堪能させてもらいました。
このままでいてください、ずっと。私も自分に胸張って生きます。
本日のBGM…
The Birthday♪「なぜか今日は」
ロック界のレジェンドの声が今日はどうしても聴きたくて。
女
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