黒パグせろり

2022.01.17

1回目の訪問

最後にサ活レポートしたのはいつだったのか。

その間サウナに入っていないわけでは無かった。
忙しいほど入っていたような気すらする。

では何故レポートしなかったのか。
年末年始がとりわけ忙しかったというのが1つ、サウナがすっかり日常になっていたというのが1つだ。

日々自宅の風呂に入る事をレポートして誰かに読ませる人はいないだろう。
僕にとってのサウナはそれほどにまで日常に溶け込んでいたと言える。

そもそもこのレポートを一体誰が読むのだろうというのもある。
卑屈な性格である。
しかし少し日常を離れた僕はこうしてまた文字を打ち込んでいる。


その日札幌は連日大雪で交通機関に大きな乱れが出ていた。
自宅からほど近いこの施設に、たどり着くのにも雪を漕ぎ雪にまみれた。

客室は和風の作りで窓からは美しい植物園の森に降りそ注ぐ雪景色が楽しめる。
暖かい室内で『チルアウト』をドーピングした。
『前チル』である。

浴室は薄暗く雰囲気があり現代的なデザインで、おしゃれな作りだ。
サウナ室から水風呂、外気浴という動線も良い。
水風呂は巨大な岩をくり抜いたようなデザインで個性的だ。無理に入れば2人入ることができそうだ。

空いている。貸切状態の浴室。
もちろんサウナにも人はいない。
サウナ室の温度はやや低めだが程よい湿度があり汗は出やすい印象だ。

水風呂の温度はやや高めだがサウナとのバランスは良いように思った。

露天風呂にある外気浴スペースには、あぐらをかけるくらい奥行きのある横にも長いベンチが2脚。
タイミングが重なっても安心だ。

吹き抜けていく風がなんとも心地よい。
雪が地面に着く音が聞こえる。
大雪だが屋根があり直接肌に触れはしない。

入浴後には無料のアイスを自由に食べて休憩できる場所が用意されている。
僕は食べなかったが火照った身体を内側からクールダウンというところか。


細かく見ていくと不満な点が無いわけではないが宿泊の中でサウナを楽しむのに充分な施設だと思った。
朝にもサウナに入ったがその時も利用者はおらず貸切で自分のペースで楽しめ密集も気にならなかった。

日常を離れ夜も朝も汗を流した。
サウナを好きになって良かった。
そう感じた。

朝食を腹一杯食べて外に出たころ雪はやんでいた。
札幌の冬はまだまだ、これからである。

黒パグせろりさんのONSEN RYOKAN 由縁 札幌のサ活写真
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