唐桑御殿つなかん サウナ
ホテル・旅館 - 宮城県 気仙沼市 宿泊者限定 事前予約制
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【サウナ歳時記 穀雨】
穀雨は穀物を育てる恵みの雨が降る頃。震災の時に気仙沼に運ばれたテントサウナは、まさに恵みの雨なんだろう。よし、サウナトースターに入りにつなかんに行こう。
宮城は気仙沼市のつなかんさん。16:30チェックイン。気仙沼市外から車で30分くらい。
気仙沼の唐桑半島の鮪立(しびたち)にある菅野一代さんがやっている民宿。鮪立の鮪を英語でつな、菅野のかんで、つなかん。なんとも面白い響の名前だが、一代さんの辿ってきた道を考えると、実に素晴らしく素敵な名前。
サウナはサウナトースターを19:30-22:00で予約。なので、夕食の18:30までサウナトースターの写真を撮ったりぶらぶら。18:00までの回の人が上がったタイミングで、火が消えないように薪をくべて準備して完了。
夕食はつなかん名物の牡蠣の混ぜご飯。マグロのお刺身だけでなく卵など珍しい部位もある。特に牡蠣の混ぜご飯は絶品。個人用の火のついた平鍋に牡蠣が入っていて、ご飯を入れて石焼ビビンバ風に仕上げるのだが、入ってる味噌がとてつもなく美味い。
ご飯の後に早めに入って良いというので、19:15くらいからスタート。と思ったら、ストーブの火が消えてる。やっちまった。でも一代さんにお願いすると、手際よく火を付けてくれました。ありがとうございます。
サウナについてくるのは、水とバスタオル。クロックスと懐中電灯は貸してくれる。残り、水着などは持参する必要がある。
サウナトースターは思ったより広い。フィンランドスタイルの造りで薪サウナ。2人が横になって寝れるようになってる。
スタート時は60℃でロウリュする時じわっと熱くなる。まさにフィンランド式。
薪もあるけど、廃材を中心にガンガン ストーブにくべていたら最終的に120℃に。もうロウリュしなくても、ストーブの遠赤外線で凄く熱くて汗だくだく。ちょっとやりすぎた。
水風呂はピンクの大きな湯船。4人くらい入れるかな。ここに山水をじゃばじゃは掛け流し。15℃くらいかな。ひんやりする肌触り。いやー冷たくめ気持ち良いや。
外気浴はトースターの横に簡易のテーブルに椅子。GWは記録的な暑さと言うが、東北の夜はちょっと肌寒い。ポンチョ持ってくればよかったなぁ。代用として、サウナトースターで温めておいたバスタオルを羽織って休憩しました。
最後は水風呂の横にお湯が出るシャワーで体を温めて終了。もう何セットしたかわからん。
9:30チェックアウト。一代さんの人柄が滲み出ているホスタピリティ溢れる民宿。ここにかない魅力が詰まってますね。
『鮪立の 優しさ染み入る 穀雨かな』
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