たさん

2019.10.16

1回目の訪問

【Rの月に本領発揮】

自分が本当に通いたいサウナにはあまり良いことを書きたく無い。人が増えたら困るからだ。

例えばここ辰巳湯は下町の古き良き大衆銭湯であり、近隣住民の老若男女から愛され続けている素晴らしい施設。それだけで存在が全肯定されるべきであり、サウナがどうとか水風呂がどうとかは我らサウナーのエゴに過ぎない。

しかしサウナー目線で当該施設を評価する場合、こと水風呂の温度というファクターは切り離せない。ここ辰巳湯には一般的なサウナ施設には当然のようにあるチラーなんてものはおそらくない。外気温だ。水風呂の温度が外気温に左右されており、非常に男気が溢れている。

夏の水風呂は外気温に連動することから、30度をゆうに超えてくる。巷では不感温度とありがたがっているアレだ。我らサウナーは水風呂は20℃で沸点に達するという認識なのでこれは考えられない次元。この時期は、千と千尋で食用に変態させられた後のようなおっさんたちが所狭しと水風呂内で1時間くらい寝ており、ととのいどころの騒ぎではない。だから僕は夏にはキングダムの新刊が出た時しか辰巳湯には行かない。(マンガが鬼のように充実してます)

ところが冬が近づくとどうだろうか。チラーはないが水風呂は外気温という法則では、肌寒い季節になるにつれてその暴力性を露わにしてくる。ちなみに本日の水風呂温度は16℃。土日は家族連れで開店から閉店まで賑わう為水風呂温度も上がっていることだろうが、平日夜は思いのほか人が少なかった。ゆえに水風呂の温度は上がらない。かつ、すぐ横の半露天休憩室にはホシザキの業務用製氷機が鎮座しており、ご自由に氷入れてください方式。ぬかりはない。(ここにもビックリするくらいマンガの蔵書があります)

兎にも角にも清澄白河の辰巳湯という大衆銭湯は、日頃上野界隈でうつつを抜かしている僕にとっても十分に満足できる施設であり、ゆえにあまり混雑することは避けたい。その為に最後に悪い事(?)を書くのであれば、少しでもマナーが悪いとその辺の知らんオッサンからスゲェ勢いで怒られます。これは下町の特性であり、人と人の距離がやたら近いことに起因する。サウナも彼らなりの独自のルールと美学があり、折り合わないと凄く怒られる。

上記の内容を加味した上で、ここ最近はサードウェーブコーヒーの聖地と謳われているが元々は墓と寺しか無かったこの街に足を運んだ際には是非辰巳湯に挑戦することも選択肢の一つであろう。

  • サウナ温度 110℃
  • 水風呂温度 16℃
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