阿佐ヶ谷温泉 天徳泉
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
「一ヶ月以上ぶり」と書いたのが、およそ一ヶ月以上前で、一時期は週一で来ていたものの、ここのところは、月一になってしまった。
久しぶりに来ると受付が知らない人に変わっていた。
(今日はたまたまだったのかもしれない。)
体を洗った後、冷えた体を温めるべく、湯に入ろうとすると浴槽は一杯だった。
すっかり忘れていたけど今日は「イヨシの湯」が実施されていて、それで人が多いようだった。
しばらく待ってみても空かなそうだったから、サウナへと向かう。
ドアを開けると熱い蒸気に顔が焼かれる。
座ってからも熱かった。
先客1名は顔を伏せて座っている。
ストーブ正面に座り、ファンの状態を確かめるとOFFになっていた。
先客が退室したタイミングでONにすると更なる熱さがすぐに広がり始める。
蒸気も濃く、まともに吸い込めばむせ返りそうになる。
今日は機械の調子が悪く、有り合わせの部品でなんとか稼働しているとの公式Xのポストがあったはずだが、なかなかどうして素晴らしいチューニングが成立している。
途中、騒がしいニコイチが複数、入れ替わりで入ってきた。
以前なら迷惑がって1度退室して仕切り直しをするぐらいのことはした。
だけど、この手合いは長くても精々2セットほどの寿命だと分かりきっている。
ましてや今日のコンディションだと尚更だ。
だから最近は、冷めたピザやぬるいビールぐらいの温度感で生温かく見守ることにした。
(案の定、彼らはすぐに散っていった。)
後半は「ほんとにいいんですか!?」と言いたくなるぐらいにサウナ室を独り占めできた。
尚且つ、過去一で冷えていた水風呂は冷たすぎたようでほとんど誰も入っていなかった。
24時近くになって混み始めた浴室の人の間を泳ぐように立ち回る。
最後は湯に浸かって体を温める。
香りがあまり立ってなかったので「イヨシの湯」のことをすっかり忘れていた。
今日ぐらいは湯上がりはイヨシコーラにしよう、と決めて脱衣所を出る。
ロビーには若い人がたくさんいて、こぞってイヨシコーラを買い求めていた。
ひねくれおじさんの私は、これ見よがしにUMAMIコーラを取り出し、「これ下さい。」と元気よく受付に100円玉を3枚置いた。
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