上越泉
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
2年前の今日もここに来てタオルをもらった
その2年後の今日もタオルをもらいに(?)ここへ来た
この2年で社会情勢が大きく変わった
コロナ禍は落ち着き、元の生活に戻りつつある
それでもここのサウナは再開されない
もしかしたらサウナ再開の前途に今度は光熱費高騰が立ち塞がったのかもしれない
とはいえサウナを半分諦めつつもここに来るとサウナシミュレーションは欠かさない
水シャワーで汗を流しながら体を冷やす
そのまま露天に直行してもいいし水風呂を挟むのもいい
外気温が下がれば足湯でもいい
浴室入り口すぐにあるサウナ室を眺めながらそんなことをいつも考えている
だけど今日はそういうシミュレーションも一旦は置いておく
なぜなら今日は銭湯の日だから
銭湯を楽しむ(ガイドライン違反)
ラベンダーよりも青い、ツユクサのような色したラベンダー湯は優しい温度感だった
「さむくなりましたねぇ」と受付でオカアサンが言った言葉を思い出すような冷たい外気と露天の湯温のバランスが絶妙だった
表面は不感付近の温度帯、しっかりと腰を下ろすとじんわりと温まってくる
入浴剤の香りもほどほどでこれは文字通りずっと入っていられる心地よさだった
銭湯の日だからか中々の賑わいで他にもお客さんが何人もいた
皆、露天風呂で1人になりたいのか、空くタイミングを狙っていたようだったが、それに薄々気がつきつつ、悪いなあと思いながら長湯してしまった
何時間でもふやけていたい気分だった
湯から上がるとオカアサンが声をかけてくれた
夜になって寒くなったって話を入店時にしたのを覚えてくれていて、寒くなかったか、クーラーついていたけど消さなくてよかったか、と気にかけてくれた
私は長湯して湯上がりも汗ばむぐらいに温まったし、その言葉に心も温まった
なんだかんだで2時間近くいた
これでサウナが再開されたとすると3時間オーバーになるのだろうか
それはそれで冷や汗ものだ
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