サウナセンター鶯谷本店
カプセルホテル - 東京都 台東区
カプセルホテル - 東京都 台東区
都内で現存するなかでは最古の老舗。創業昭和48年とのことなので、48年続いているということか。
とにかく、受付のお兄さんの愛想がよい!やりとりは至って普通の内容なんだが、なんていうか、愛嬌もあって、フットワークの軽いテレビのADのようにハキハキしている。
#アウフグース
平日は17時以降、毎時間アウフグースのサービスがある。この日のアロマはほうじ茶。ほうじ茶がストーンにかけられると、10秒ほどのディレイがあって、熱い蒸気がこちらの上方からやってくる。熱すぎて痛い。ここの部屋、最上段だと天井から20センチほどしか離れていないため、ロウリュウ時の蒸気の破壊力がすごい。思わず体が下を向きかがんでしまう。それでも容赦無く上から染み込んでくる熱。うぅ。
「ロウリュウ→軽く一人ずつ仰ぎ→2回目ロウリュウ→強めに一人ずつ仰ぎ→3回目ロウリュウ」という流れだった。
仰いでくれたお兄さん、口数は少ないけど仰ぐ前に一人一人「失礼します」と言って風を送ってくれた。細かいことだが、こういうひと言があると風受ける側としもすごくいい気分だし、「ありがとうございます」という気分になる。
#ペンギンルーム
「強風席」の風がすごい。2月の北風のようだ。
ここで、俺は考えた。毎年冬になると、「夏のカンカン照りの日に北風を受けられた気持ちいいのにな」と思う時がある。もし、サウナから水風呂を通らずにここの風を受けられればそれが実現できるのではないか…。
次のセットはサウナから出たら、お湯で汗を流してから、ペンギンルームのへ直行。「強風席」に腰掛け、スイッチを押す。
・・・
天に召される気分になった。溜め込んだ熱が、サァーと風に乗って体から抜けていく。その風に乗って、まるで天に召されていくようだ。そんな感覚に溺れた。
#まとめ
サウナからのペンギン強風席へ直行、というオリジナルのととのい方で新しい快感を感じられたということ。さらに、受付の方の接客だったり、アウフグースで風を送ってくれる時に欠かさず「失礼します」と言ってくれるところ、サ室前の麦茶のサービス、さらに夏場はかき氷のサービスまであり、いいおもてなしが揃っていた。
こうした細かい気遣いの積み重ねが、48年愛され続ける秘訣だったりするのかもなぁ…。
受付のお兄さんは帰りも安定して、愛想よく送り出してくれた。
ノーカット版はコチラ→https://note.com/yonasauna/n/nfdca36e7ccf9
男
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